株式会社レビジョン 代表取締役

野村 哲也さん
Tetsuya Nomura

NICE ON 3月号【Vol. 449】

今回のゲストは不動産賃貸・管理の他に医療機械器具の販売及びリースを手がける、株式会社レビジョン代表取締役 野村哲也さんです。同社の強みはハワイの不動産物件売買や管理業務で、現地法人との業務提携により物件紹介から現地での物件案内、購入のお手続き、購入後の運用・管理までトータルでサポートされています。野村社長が大学ご卒業後、様々な企業で活躍されたのちご実家の事業を引き継がれたのが53歳の時。同時に一時中断していたゴルフも再開しゴルフ仲間の輪を広げることができ、今では充実したゴルフライフを送っておられるとのことでした。

取材日:2020年1月28日/場所:株式会社レビジョン


株式会社レビジョンについて

はじめに事業内容についてお聞かせください。

野村 弊社はビルやマンション等不動産の賃貸、管理業務のほか医療機械器具の販売、リース等をしておりますが、メインは不動産業です。私が家業を継いだのが53歳の時で、それまでは医療機器、スポーツ関連商品等の製造・販売のファイテン株式会社に約15年間勤めておりました。不動産業を引き継ぐにあたって何か特徴が出せないものかと考え、ハワイの不動産物件を取り扱う業務を始めました。具体的には日本でのハワイ不動産物件のご紹介から現地での物件ご購入のお手続き、購入後の運用・管理まで現地の業務提携先と連携してトータルでサポートさせていただいております。

団塊の世代の方たちの中にはハワイのコンドミニアムで長期間ゆっくり過ごされる方も多いようですね。

野村 やはりハワイには独特の気楽さがありますね。日本語も大抵のところで通じますし、南の楽園とはよく言ったものだと思います。また、ハワイの不動産というのは非常に値下がりがしにくいというのがメリットです。島が小さいので新規物件があまり建設されにくく、中古物件をリノベーションして販売するケースが多いのです。もちろんお客様ご自身で住まれる場合もありますが、マンションの一部屋を購入して、旅行客へ貸して家賃収入を得るといういわゆる投資用物件が大変多く、充実しています。
 ご興味を持たれたお客様は、私どもへお問い合わせいただければ、ニーズに合った物件の資料を取り寄せてご紹介し、さらに提携先の不動産会社のスタッフが現地で物件をご案内させていただくというスタイルをとっています。ご購入後はもちろん、部屋の運用、管理業務も致しますので安心してお任せいただけます。

ファイテンの医療機器

自分たちがハワイへ行くときはそこへ泊って、それ以外の時は旅行客へ貸すというのは効率的ですね。

野村 ハワイは非常に人気の高い観光地ですので投資物件を購入するのも比較的安心だと思います。

医療機械器具の販売、リースというのは?

野村 医療機器関係のライセンスを取って視力回復や目の疲れをとる機械の販売も一部行なっております。また、ファイテンの代理店もさせていただいています。ただ、メインは不動産業務です。

ハワイの物件にご興味のある方は、ぜひお問い合わせください(笑)。

ハワイの不動産イメージ

ゴルフライフについて

それではここからは野村社長のゴルフライフについてお伺いします。ゴルフを始められたのはいつ頃でしたか?

野村 25歳の頃でした。大学を卒業後、就職したのが化学薬品の製造メーカーでお客様の接待で、お酒か麻雀かゴルフが必要と言われて消去法でゴルフを始めました(笑)。ただ、その会社に勤務していた7年間程はしていましたが、そこを退職後に勤務した美容関係の会社でも、その後ファイテン㈱に移ってからもゴルフからは遠ざかっていました。

ファイテンの商品というと、最近では松山英樹選手も使われておられますよね。当時もプロゴルファーの方とのお付き合いもあったのではないですか?

野村 社長室で企画の立案、管理や広報の仕事をしておりましたので片山晋呉さんや岡本綾子さんなどと面識はありましたが、当時はゴルフに興味がなかった(笑)。今思えば勿体なかったなと思います(笑)。

ゴルフを再開されたのはいつ頃でしたか?

野村 家業を継いでからです。退職してそれまでの人間関係が途切れてしまって少し寂しくなったからでしょうか(笑)、ゴルフを通じて仲間を増やしたいと思いました。

現在はどなたとご一緒することが多いですか?

野村 メンバーコースであるコムウッドゴルフクラブのメンバーさん12~3名とグループラインで繋がっていて、連絡を取り合って行くということが多いですね。あとは同じくメンバーコースの京都ゴルフ倶楽部のメンバーさんや学生時代の友人、かつての仕事仲間などです。実は私はハワイのゴルフ場へは1回程度しか行ったことがないのですが、それも一緒に行く人がいなかったという理由なんです。やはりメンバーになる一番のメリットは、ゴルフが好きな方と知り合えるということです。ゴルフへ行きたいと思えば探さなくてもメンバーを集めることができるのはありがたいです。

初ラウンドの思い出はございますか?

野村 初ラウンドは鈴鹿カンツリークラブ東コースで、たしか120くらいのスコアでした(笑)。当時は打ったらクラブを3本持って走れとかマナーに厳しい先輩から指導を受けました(笑)。今のようにセルフがなくてキャディ付きで土日1回2万5千円くらいでしたから頻繁には行けませんでした。

現在はどのくらいのペースで行かれますか?

野村 月に6~7回くらいです。土日のどちらかはコムウッドGCで、平日は京都GCや友人のメンバーコースへ行っています。

第17回グッド・ジョブゴルフコンペ (2019年5月28日コムウッドゴルフクラブにて) ※残念ながら主催(株式会社グッドジョブ)の社長さんがお亡くなりになったので、最後のコンペになりました。

今まで何か所くらいのゴルフ場へ行かれましたか?

野村 30か所くらいでしょうか。

その中で印象に残っておられるゴルフ場はありますか?

野村 タラオカントリークラブや白山ヴィレッジゴルフコースはいいですね。夏に友人とゴルフ合宿をするのですが、昨年は台風で行けなかったのですが一昨年、白山ヴィレッジGCへ行って1泊2ラウンドしてきました。フォームをビデオで撮ってダメ出しし合うのが楽しいんです。タラオCCや白山ヴィレッジGCは宿泊施設もあっていいですね。
 その他瀬田ゴルフコース、パインレークゴルフクラブ、ゴールデンバレーゴルフ倶楽部なども難しいですがいいコースだと思います。また、印象に残っているのは出張で訪れたロスアンゼルスのパブリックコースでの一コマです。高齢のご夫婦が散歩の延長という風情でゴルフをされているのを見ていいなと思いました。料金も1ラウンド30ドル程度で日本に比べて手頃です。

うらやましいですね。社長にとってゴルフの楽しさはどのようなことだと思いますか?

野村 老若男女が一緒に遊べることです。コムウッドGCでいつも一緒に回る83歳の方がいます。「若い者には負けへんで!」とおっしゃっていますよ(笑)。

今までのベストスコアをお聞かせください。

野村 82です。太子カントリー倶楽部でした。

ホールインワンのご経験は?

野村 1回だけあります。高槻ゴルフ倶楽部という河川敷のコースで、クラブを変えてすぐに友人と練習ラウンドをしている時に思いがけず出しました(笑)。

ホールインワンに変わりはありません(笑)。
メンバーコースでは月例や競技会等にも参加されますか?

野村 コムウッドGCの月例には毎月参加するようにしています。現在はBクラスですが、去年は月例で2位を1回、グランドマンスリーも2位でした。ゴルフはワイワイ楽しくやるのもいいのですが、真剣にスコアを競うという部分も必要だと思います。メンバーになると競技会へ参加するチャンスがありますので、ぜひ真面目にゴルフに取り組むという経験をされることもおすすめです。私自身もっと上手になりたいと真剣に思うようになりましたし、友人たちと今年中にAクラスへ行こうという共通の目標もできました。そのためには飛距離も出さなければということで、現在フォーム改造に取り組んでいます(笑)。ゴルフを一時中断している間にパーシモンからメタルヘッドになっていて(笑)、大変戸惑いました。ヘッドが大きくなるとこんなに違うのかと思いました(笑)。ただ、昨年11月頃から通い始めたスクールで今までと真逆な感じの今流のスイングを教えていただくようになってから飛距離が伸び始めました。

伊波 杏莉プロによるラウンドレッスン

競技会に参加することで上を目指すという目標ができたのですね。あらためてメンバーになるメリットはどのようなことだと思われますか?

野村 メンバー内では様々なグループを作っておられるので、そこへ参加させていただくと人間関係が広がってメンバーライフがとても楽しくなります。京都GCに入会した時がそうでした。最初知り合いがおらず、どうしようかと思っていた時に歓迎会コンペで一緒に回った方が偶然私の娘の小・中学校の親友のお父様で、それがご縁でその方のグループに入れていただいて今では月1回水曜日にコンペをやっています。それ以外にもたまたま参加した友人の会社のコンペでご一緒した方が京都GCのメンバーさんであったりと様々なご縁がつながってどんどん交友の輪が広がっています。

ゴルフはやってみると楽しいと思うのですが、ゴルフ人口が増えません(笑)。

野村 女性ゴルファーにとって行きやすいゴルフ場になることもポイントかと思います。どうしても女性にとってゴルフ場というのは、男性のイメージを持たれるのか敷居が高いのではないでしょうか?コムウッドGCなどは女性用にロッカールームやお風呂、トイレを改修したりするなど女性向けの施策を積極的にやられています。ですから少しずつですが女性ゴルファーが増えたような気がします。また、これは仕方がないかもしれませんが、ゴルフ場まで行くために車で山道や高速道路を長時間走るのがちょっと・・・とおっしゃる女性も多いですね。

最寄り駅まで電車で来ていただいて、そこからはクラブバスで送迎されるゴルフ場もありますが、ある程度まとまった人数でなければ常時は難しいかもしれませんね。

野村 今はネットで予約もできますし、私が始めた頃に比べると料金も手頃になってきていますので、なぜもっと流行らないのかと不思議です(笑)。私の友人でも一緒にコムウッドGCをラウンドして気に入ったようなので会員募集をしていることを教えてあげたら3名入会しました。ですから潜在ニーズはあると思います。
 ただ、会員権を取得する際には、募集の情報だとか自分が望むゴルフライフを実現できるゴルフ場のアドバイスがいただけるので専門家に相談した方が絶対良いと思っています。私も自分で判断して決めたところは、入ってから思っていたのと違っていたため結局手放してしまいましたから。

心強いお言葉ありがとうございます(笑)。最後になりましたが、今後の目標や座右の銘がおありでしたらお聞かせください。

野村 座右の銘は「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉です。偉くなればなるほど謙虚でありたいと思います。常に支えてくれる周囲に感謝しなければなりません。ゴルフでも上手いからといって威張る人とは一緒に回りたくありませんし、人に迷惑をかけるプレーはしないように心がけています。一度しかない人生ですから周りの人たちと楽しくやっていきたいと常に思っています。

本日はありがとうございました。

社長のお父様のコレクションの一部。プラモデルではなくて木製とのこと。

株式会社レビジョン
http://www.revision-kyoto.com/
代表取締役 野村 哲也さん

Profile
京都市在住
1961年2月13日生まれ(満59歳)
●ゴルフ歴  トータル13年(25~33歳・53歳~現在まで)
●所属コース 京都ゴルフ倶楽部/コムウッドゴルフクラブ
●ハンデ   19(コムウッドゴルフクラブ)

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