ゴルフルールQ&A

NICE ON 2月号【Vol. 448】

ゴルフを楽しむには、仲間との語らいや、素晴らしいコースとの出会いなどがありますが、ゴルフのルールをしっかりと理解しておくことが必要です。
参考:一般社団法人 日本ゴルフトーナメント振興協会「ゴルフルール早わかり集」より

(※2019年度よりルールが改正されました。一部反映されていない箇所があるかもしれませんがご了承ください。)


異常なグラウンド状態(Ⅱ)

パッティンググリーン上の水溜りからの救済

球がパッティンググリーン上にあり、パットの線上に水溜りがあります。この場合のどのように処置すべきですか?

球がパッティンググリーン上にある場合は、パットの線上に水溜りがある場合も障害が生じていることになります。救済のニヤレストポイントを決定し、罰なしに球をプレースすることができます。この場合、救済のニヤレストポイントがパッティンググリーン外となっても球をプレースすることになります。

予備グリーンの扱い

私のコースには1ホールに2つのパッティンググリーンがあり、季節によって使いわけています。使用していない方のグリーンは規則上どのように扱うのですか?

質問のように使用していない方のパッティンググリーン(以下予備グリーン)は規則の定義上の「目的外のパッティンググリーン」となりますので球がその上にある場合には罰なしに救済を受けなければなりません。 委員会は、予備グリーンをジェネラルエリアとして扱う、あるいはプレー禁止の修理地として扱うローカルルールを制定することができます。

目的外のパッティンググリーンからの救済

目的外のパッティンググリーンから救済処置を教えてください。

目的外のパッティンググリーンによる障害は、障害物や修理地、カジュアルウォーターによる障害とは違うことに注意が必要です。目的外のパッティンググリーンの場合、球が目的外のパッティンググリーン上にある場合にのみ障害が生じていることになります。つまり、スタンスや意図するスイング区域が目的外のパッティンググリーンにかかるというだけでは障害が生じたことにはならないので救済を受けることはできないのです。 救済を受ける場合は、罰なしに、パッティンググリーン外、ハザード外の場所で救済のニヤレストポイントから1クラブレングス以内でホールに近づかずに、障害が避けられるパッティンググリーン外、ハザード外の場所にドロップしなければなりません。

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