ゴルフルールQ&A

NICE ON 1月号【Vol. 447】

ゴルフを楽しむには、仲間との語らいや、素晴らしいコースとの出会いなどがありますが、
ゴルフのルールをしっかりと理解しておくことが必要です。
参考:一般社団法人 日本ゴルフトーナメント振興協会「ゴルフルール早わかり集」より

(※2019年度よりルールが改正されました。一部反映されていない箇所があるかもしれませんがご了承ください。)


異常なグラウンド状態

障害と救済

異常なグラウンド状態にスタンスがかかる場合の救済処置を教えてください。

修理地やカジュアルウォーターなど異常なグラウンド状態による障害と救済の考え方は動かせない障害物の場合と同じです。救済のニヤレストポイントを決定して救済を受けることになります。

バンカー内での救済

バンカー内の水溜りの中に球が入りました。この場合、どのように処置すべきですか?

救済のニヤレストポイントをバンカー内に決定し、そのバンカー内で救済のニヤレストポイントからホールに近づかずに1クラブレングス以内で、水溜りによる障害を避けられる所に、罰なしに、ドロップしなければなりません。
また、1打の罰を受けて球とホールを結ぶ線上で、そのバンカーの後方に球をドロップすることもできます。

バンカー全体が水溜りとなっている場合

バンカー全体が水溜りになっていて、その中に球が入りました。この場合、どのように処置すべきですか?

まず、その水溜りから完全に救済を受けられる場所がバンカー内にあるかどうかを考えます。完全に救済を受けられる場所があれば、罰なしに、救済のニヤレストポイントを決定して1クラブレングス以内にドロップするという通常の救済を受けることができます。完全に救済を受ける場所がない場合、つまり、そのバンカー内でホールに近づかない場所のどこに球を移動させたとしても、水溜りによる障害が生じてしまう場合は最大限の救済を受けることができます。この場合、ホールに近づかないで、水溜りによる障害からの救済が最大限に受けられる場所(通常、水溜りが一番浅い場所が考えられます)を決定し、罰なしに、そこに球をドロップすることになります。
他の救済処置として、1打の罰をうけて、球とホールを結ぶ線上でそのバンカーの外の後方線上に球をドロップすることもできます。

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