安積建設株式会社 企画総務部長
津村 和夫さん
Kazuo Tsumura
今回のゲストは安積建設株式会社企画総務部長 津村和夫さんです。同社は枚方市に本社を構え昭和48年の創立以来、大阪、京都をはじめ近畿一円をカバーする地域密着型の総合建設会社です。特に同社の強みである電線を地中に埋める「地中埋設線管路工事」では卓越した技術を持っておられます。津村さんは銀行マンから転身し、同社へ入社されたとのことで現在は企画総務部長として縁の下の力持ち的な役割を担っておられます。ご本人曰く「上手ではないけれど好き」なゴルフは銀行マン時代からのご趣味だそうで、現在も社員の方々やお取引先、ご友人と大いに楽しんでおられるとのことでした。
取材日:2019年7月19日/場所:安積建設株式会社 本社
安積建設株式会社について
会社の業務内容についてお聞かせください。
津村 私どもの会社は、主に土木・建築・舗装・造園の各工事などを手掛ける地域密着型の総合建設会社です。枚方本社の他大阪市、交野市に営業所、京都市に支店を構え近畿エリアを中心に幅広い地域で営業活動を行っております。私共の企業理念は「人にやさしい都市づくり」ということで、人々が暮らしやすい街づくりと環境づくりを目指しています。私自身は、以前銀行に勤めておりましたが、知人からの紹介でこちらの会社へ入社いたしました。
東京や大阪ではこれから大きなイベントも控えていますので、建設業界はお忙しいことと思いますが競争も激しいのではないでしょうか?
津村 そうですね。ただ、私どもの強みと言いますか得意分野として「地中埋設線管路工事」というものがあり、この工事では東京からも受注をいただいています。
地中埋設線管路工事というのはどのようなものですか?
津村 簡単に申し上げますと電柱をなくして電線を地中に埋める工事です。この工事のメリットは何といっても災害に強いということです。大きな台風や地震などの災害が起こった時に電柱が倒れたり、電線が切れたりなどといったことがありますが、地中に埋めるとそういう心配がありません。また、人や車の通行の妨げにもなりませんし、都市の景観も良くなります。
国も無電柱化を推進していると聞いたことがありますので、それは大きな強みになるのではないでしょうか?
津村 去年でしたか、大阪府堺市の大和川北と大阪京橋の桜小橋の地中埋設線管路工事で優良な成績で工事を完了したということで国土交通省から表彰されました。これが最近では一番うれしかったことですね。
まさにひとが暮らしやすい街づくりに貢献されておられますね。もうひとつ表彰状が飾られていますが、こちらはどのような?
津村 優良申告法人として認定していただいたんです。優良申告法人というのは、管轄する税務署が行う税務調査において、経営内容が優良で適正な申告と納税がされ、かつ経理処理が特に優良と認められた企業を認定し表敬する制度で、大変名誉な事と感じております。20年以上継続しています。
地元枚方市にも貢献されておられるということですね。御社のHPを拝見していると会社のマスコットキャラクターが「ドングリくん」ということですね(笑)。
津村
これは会長の奥様である現・相談役が描いたものでとても親しみやすいキャラクターなのでマスコットキャラクターに致しました。3人組になっているのは「3人寄れば文殊の知恵」ということで、その知恵でお客様に貢献していきたいと思っています。ちなみに、社章は安心の「安」と「ドングリ」のイメージを合体させたものです。
いつまでも地域に愛される企業でいていただきたいと思います。
優良申告法人 表敬状
優良工事の表彰状
ゴルフライフについて
それではここからは津村部長のゴルフライフについてお伺いしたいと思います。ゴルフを始められたのはいつ頃でしたか?
津村 28歳くらいの頃でしょうか。前職の銀行マン時代の先輩に誘われて始めました。営業職だったもので、ゴルフができれば何かと都合がいいかなと思いまして・・・(笑)。同僚や先輩、後輩を交えての社内コンペや支店間でのコンペなどにもよく行きました。ただ、当時はゴルフブームだったのでゴルフ場がなかなか予約できなくて苦労しました(笑)。
いい時代でしたね(笑)。初ラウンドはどちらでしたか?
津村 はっきりとは覚えていませんが、たしか日清都カントリークラブだったと思います。まっすぐにボールが飛ばないので、とにかく走り回って(笑)、18ホールを終えた時の感想が「疲れた」という一言でした(笑)。
最初はどなたでもそうです(笑)。安積建設さんでも社内コンペはされるのでしょうか?
津村 年2回開催しています。私が入社する前からですから、もう20年近く続いているんじゃないでしょうか?あとは業者さんを交えてのコンペが年1回あります。その他、得意先とのコンペに参加したりもしています。入社当時は私から誘っていましたが、そのうち役員の方から、この日は空いているからメンバーを集めてほしいと言われるようになりましたね(笑)。
そういったことも含めての企画総務部長ということでしょうか(笑)。部長は年間どのくらいのペースでラウンドされていますか?
津村 多いときは30回くらいで、月に2.5回程度といったところでしょうか?年によって波はありますが・・・。
今までのベストスコアをお聞かせください。
津村 たしか92です。場所はどこだったかよく覚えていません(笑)。
練習はよくされるほうですか?
津村 練習はあまり好きではなくて(笑)、打ちっぱなしに行くのは年3回程度です(笑)。ゴルフ場に着いてパターの練習をするくらいですぐラウンドします。現場主義なんです(笑)。ラウンド数が多いので本コースが練習みたいなものかな(笑)。あとは手軽に利用できますので、河川敷のコースなどにも練習を兼ねてよく行きます。
人それぞれですね(笑)。いろいろなゴルフ場を回られておられると思いますが、印象に残ったところはございますか?
津村 大和高原カントリークラブはフェアウェイが広くて接待向きです。良いスコアを出したい時にはおすすめです(笑)。田辺カントリー倶楽部はお客様と一緒に何度か回らせていただきましたが、コースがきれいで重厚な感じがしました。あとは兵庫県のチェリーゴルフときわ台コース。あそこはトリッキーで日本でも5本の指に入るほどOBが多いゴルフ場です。そこで2ホール連続でチップインバーディをしたことがいい思い出です。世間的に名門コースと言われるところはいろいろありますが、私にとってはスコアがよかったところが名門コースですね(笑)。
それは全くうなずけますね(笑)。ゴルフ旅行などにも行かれますか?
津村 銀行時代の先輩や同僚と一緒に夏になると1泊2ラウンドでゴルフ旅行へ行っています。昨年は大山ゴルフクラブへ行きました。
銀行時代の先輩と大山ゴルフクラブにて
ゴルフを楽しんでおられるご様子ですね。部長はどちらかといえばスコアにこだわるというよりもエンジョイするスタイルとお見受けしましたが・・・。
津村 そうですね。スコアは二の次で(笑)、皆で和気あいあいと楽しみたいほうかもしれません。
今までのラウンドで何か面白いエピソードがありましたらお聞かせください。
津村 濃霧の中でラウンドした時のことが印象に残っています。50ヤード先も見えなくて、コース案内も見えない。プライベートで行ったので、前も後ろも知らない方で当たったら大変だと思いました。そこで前の組の方にスタートホールから「打ってもよかったら『いいですよ』と言ってください!」と叫びました(笑)。
霧の中で勘だけで打つのは怖いですよね。
津村 そうなったら音で聞き分けるしかありません(笑)。林の中や池の中に入ったらわかりますし、ボールが落ちるドスンという音を耳を澄まして聞いて、方向と距離を類推するんです(笑)。でも濃霧の中でラウンドした午前中のほうがかえってスコアがよかったりするので面白い(笑)。ボールが見えないという緊張感がよかったのかもしれません(笑)。
約30年間ゴルフを続けられて、どのようなことがよかったと思われますか?
津村 ゴルフをするとよく歩くので健康的だと思います。また、休みの日などで一緒に行く人がいない時には、一人で行ってゴルフ場に組み合わせてもらいますが、それを続けているうちにだんだんと顔見知りもできてきて、人とのつながりが広がったような気がします。
初対面の方とのラウンドで緊張されませんか?
津村 少々緊張はしますが、それが良いほうに作用してかえってスコアがよかったりします。これが気の置けない友人同士だったりすると逆に気が緩んでしまうこともありますから・・・(笑)。
部長は現在どちらかのゴルフ場のメンバーでいらっしゃいますか?
津村 神戸カントリー倶楽部のメンバーです。自宅からも近いのですが、会社のメンバーと行こうと思うとちょっと遠いので、利用するのは取引先の接待などで年に1~2回程度ですね。普段よく行くのは信楽カントリー倶楽部、宇治田原カントリー倶楽部、大津カントリークラブ、京阪カントリー倶楽部などです。特に京阪CCは法人の無記名会員でメンバー料金で回れますのでよく行きます。どこへ落とせばいいスコアが出るかなど、全ホール頭に入っているくらいです(笑)。
それはすごいですね(笑)。メンバーライフやゴルフ場全般に対して何かご要望などがあればお聞かせください。
津村 メンバーへのサービスとして誕生日に優待券をいただきますが、私は誕生日が2月で寒い時期ですので一緒に行ってくださる方が見つからないことが多いんです(笑)。仕方がないとは思いますが、できればもう少し有効期間の幅を広げて、例えば1月~3月までは利用できるようにしていただければ、ビジターの方を誘いやすいかもしれません。
最後になりましたが、今後の目標であるとか座右の銘がございましたらお聞かせください。
津村 ゴルフに関してはスコアにはこだわらないとは言いつつも、やはり90は切りたいです(笑)。また、座右の銘というわけではありませんが、友人の輪を広げていきたいと思います。私は年賀状を毎年100枚程度送るんですが、今まで付き合いのない人にもずっと出し続けていてこれを末永く続けていきたいと思います。自分の一生は一回しかありませんから友達をたくさん作って、和気あいあいと楽しく生きたいと思います。
本日はありがとうございました。
安積建設株式会社
http://www.azumi-kensetsu.co.jp/
企画総務部長 津村 和夫さん
Profile
大阪府豊中市在住
1959年2月19日生まれ(満60歳)
●ゴルフ歴 約30年
●所属コース 神戸カントリー倶楽部