目の愛護デー

来月10月10日は「目の愛護デー」です。
1ヶ月早いですが、目の健康について考えて見ましょう。
PCやスマートフォンが普及した現代、目を酷使することが多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ドライアイについてご紹介したいと思います。

★ドライアイとは

ドライアイは、涙の異常により、目の表面の健康が損なわれる疾患です。
涙の量が減ってしまうことと、涙の性質や涙を保持する能力が変化することで起こります。

ドライアイのチェック

①10秒まばたきしないでいられますか？
②下記の項目のうち。該当する症状はいくつありますか？

○目が疲れる　　　　　　　○目が痛い　　　　　　　　○目がかゆい
○目が乾いた感じがする　　○目が赤い　　　　　　　　○光を見るとまぶしい
○ものがかすんで見える　　○目が重たい感じがする　　○目がごろごろする
○目に不快感がある　　　　○涙が出る　　　　　　　　○目やにがでる

自覚症状で5項目以上チェックがあった、もしくは10秒間まばたきを我慢できなかった方はドライアイの可能性があります。一度、お近くの眼科医にご相談ください。
（※上記の症状には、別の病気の可能性もありますので、眼科の受信をお勧めします。）

目のケア

①意識的にまばたきを
長時間のPC作業やスマートフォンの使用はまばたきが減りやすくなります。
コピーをするなどのPCから離れる作業を作り、休息をとる工夫をしましょう。

②目元を温める
清潔な蒸しタオルで目元を温めると、疲労回復やドライアイに効果的といわれています。

③湿度を保つ
空調の風が直接あたらないよう調整しましょう。室内が乾燥している場合は、加湿器などの利用も効果的といわれています。

④コンタクトレンズの装着を減らす
目を酷使する日が続く場合は、コンタクトレンズの装着を減らしましょう。

ドライアイは失明などの重篤な結果をもたらすことは少ない病気ですが、慢性的な目の不快感や疲れをもたらし、日常生活の質を著しく下げることがあります。

目の異物感や目の疲れまたは見えにくさを感じたら、眼科を受信するようにしましょう。

＜引用・参考HP＞
日本眼科学会HP http://www.kyotokenshin.jp/
ドライアイ研究会HP http://www.dryeye.ne.jp/dryeye/index.html