ザ・カントリークラブ(滋賀県)

NICE ON 8月号【Vol. 430】


世界的名匠:ロバート・トレント・ジョーンズJr設計の芸術的造形美と稀有な戦略性が楽しめる18ホールズ、「ザ・バンカー」と異名をとる日本屈指の79個のバンカーがメンバーコースの進化形を具現化。

恵まれた地形と自然豊かな眺望が組み合わされたゴルフ場の最適地、滋賀県甲賀市信楽町の緩丘陵に世界的な名匠:R・T・ジョーンズJr氏を設計監修に迎え、ザ・カントリークラブは1995年(平成7年)、鮮烈にデビューした。設計は「あるがままの自然に」をコンセプトに、その設計者の意図が随所に造形美となって表現され、卓越したゴルフ体験が得られるよう各ホールが構成されている。完成度の高さは全国区レベル。女子プロトーナメントのリゾートトラストレディスなどの舞台にもなったアメリカンタイプのトーナメントコースだ。
また今年8月7日(火)には京滋ゴルフ界の振興とプロ・アマの交流を目的とした、2018京都・滋賀オープンゴルフ選手権の決勝大会が開催される。

9番ホールグリーン

コースは池やマウンド、バンカーが多用され視覚的にもチャレンジ欲を掻き立てられる。中でも79個あるバンカーは圧巻。14本のクラブをいかに効果的に駆使して攻略プランを立てるかが鍵となっている。クラブハウス前の池を取り囲むようにレイアウトされた9番、18番は上がりホールに相応しいドラマを演出してくれる。白くて大きなバンカーと水(池・クリーク)、鮮やかなグリーンの対比は一服の絵画を思わせる。ショットの落としどころが限定されるため、正確な方向性と飛距離が求められる。各ホールはほとんど隣接されることなく、ゆったりとレイアウトされているためそれぞれ独立した舞台が設定されているような感覚になる。プレーするたびに新しい驚きや感動に出会えるためプレーに飽きを感じさせない。ラウンドした1ホール1ホールが心象風景となってプレーの喜びが実感できる。
クラブハウスは、斬新で独創的な運営システムを取り入れ「おもてなし」と「ゴルフ本来の楽しさ」を演出している。洗練された調度品、明るく広々としたレストランから眺めるコースビューも寛ぎの時間だ。

18番ホールフェアウェイ

上質のメンバーライフが実現できるメンバーシップ制を具現化
ホームコースや接待需要コースとして揺るぎない人気を保持!

会員の平均像は関西財界や京都・滋賀の財界人が多く、少数会員制で資質が高い。「ゴルフを心から愛する人のために」がコースづくりの命題であるようにクラブライフはメンバーのためにという運営姿勢が開場以来高い評価を受けている。経営母体のリゾートトラストの運営コンセプトがそのままクラブ運営にも反映されており、ゆったりとした質の高いクラブライフは人気だ。ホームコース需要としても人気は常にトップランクにあり、最近は接待需要コースとして法人の引き合いも増加している。預託金会員制となっており、コースメンテナンスも行き届き、常にベストのコンディションを保持している。スタッフ教育も高度でゲストからの評価もトップクラスだ。

エントランス

フロント

レストラン

プロショップ

コースデータ

  • コース規模=18H,6939Y(OUT3526Y、IN3413Y)P72。
  • コースレート=BLACK 72.8
  • 経営会社=リゾートトラストゴルフ事業株式会社
  • 開場=1995年(平成7年)6月
  • コース設計=ロバート・トレント・ジョーンズJr
  • 交通アクセス=新名神高速道路・信楽ICより8km(約10分)。
  • 信楽ICで降りR307を直進「勅旨」交差点右折でコースまで3km。
  • プレースタイル=キャディーとセルフの選択制。1組4人が原則だが、状況によりツーサムも可。
  • 乗用カート(5人乗り)使用。リモコン式GPSナビ付。
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