ナイスオン健康コラム

NICE ON 7月号【Vol. 429】

このコーナーは京都工場保健会様のご協力により掲載しています


今年も暑い夏がやってきます!

みなさん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
今年も熱い夏が少しずつ近づいていますね。そんな時期は熱中症に注意です!
熱中症がおこるのは、太陽が照りつける暑さの日だけとは限りません。6月後半から7月の晴れ間にも多く見られるのです。特に、熱中症患者が急増する7月は、「熱中症予防強化月間」といわれています。熱中症は、一人ひとりが正しい知識を持つことで、防ぐことが出来ます!今回は熱中症の予防についてお知らせしたいと想います。

●そもそも、熱中症はどのようにして起こるの?

熱中症を引き起こす条件は、「環境」と「からだ」と「行動」によるものが考えられます。
「環境」の要因・・・・・・気温が高い、湿度が高い、風が弱い、急に暑くなった など
「からだ」の要因・・・・高齢者・乳幼児・肥満の方、低栄養状態、糖尿病などの持病 など
「行動」の要因・・・・・・激しい筋肉運動、慣れない運動、長時間の屋外作業、水分補給できない状況 など
これらの要因が重なり、体温に上昇と調整機能のバランスが崩れると、どんどん身体に熱がたまってしまいます。このような状態が熱中症です。

●熱中症を予防するにはどうしたらいいの?

*「水分を」こまめにとりましょう
のどが渇いていなくても、こまめに水分を取りましょう。スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲料は、水分の吸収がスムーズにでき、汗で失われた塩分の補給にもつながります。
*「塩分を」ほどよくとりましょう
たくさん塩分をとる必要はありませんが、毎日の食事を通してほどよく塩分をとりましょう。大量の汗をかくときは、特に塩分補給をしましょう。
ただし、かかりつけ医から水分や塩分の制限をされている場合は、よく相談のうえ、その指示に従いましょう。
*「睡眠環境を」快適に保ちましょう
通気性や吸水性の良い寝具を使ったり、エアコンや扇風機を適度に使って睡眠環境を整えたり、寝ている間の熱中症を防ぎましょう。
日々ぐっすり眠ることは翌日の熱中症予防へとつながります!
*「丈夫なカラダを」つくりましょう
バランスの良い食事やしっかりとした睡眠をとり、丈夫なカラダづくりをしましょう。
体調管理をすることで、熱中症にかかりにくくすることも大切です。
 *「日常生活の中で」暑さ対策をしましょう
衣服を工夫して暑さを調整することも対策のひとつです。服は麻や綿など、通気性の良いものを選び、下着には吸水性や速乾性に優れた素材を選ぶのもおすすめです。また、帽子や日傘を使い、直射日光を避けましょう。最近では冷却グッズも出ているので、活用するのも良いですね。

特に炎天下のスポーツや、空調設備の整っていない環境のもとでの作業時などは、熱中症の危険からしっかりと身を守るアクションをとることが必要です。適度な水分と塩分の補給を行い、こまめに休憩をとるようにしましょう。

夏は楽しいイベントがたくさんありますね!
熱中症対策をして、イベントを楽しみながら暑い夏を乗り越えていきましょう!

※引用・参考ページ
環境省:熱中症予防情報サイト  http://www.wbgt.env.go.jp/doc_prevention.php
熱中症ゼロへ ~みんなの力で熱中症をゼロにしよう~  https://www.netsuzero.jp/learning/le01


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