ナイスオン健康コラム

NICE ON 4月号【Vol. 426】

このコーナーは京都工場保健会様のご協力により掲載しています


ストレスの発散方法は何がありますか?

4月になりました。春といってもまだ寒い日が続きますね。
体調は崩されていないでしょうか。4月は転勤、移動、就職、退職など環境の変化が大きい時期です。生活に変化があると、心も落ち着かず、緊張や不安などを感じやすくなります。
みなさんは、「ちょっとしんどいな」「疲れたな」と思った時、ストレスを感じた時は、どのように発散されていますか。また、発散方法はいくつ挙がります?

ストレスは、私たちが生きていく上で避けることができないものですが、うまく対応することによって、私たちは成長しつづけることができます。ストレスに気づき、適切に対応することができれば、人生を豊かに送ることができます。そのためには、ストレスを自分自身でコントロールする(マネジメント)ことが大切です。

ストレスをマネジメントするためのポイントを2点紹介します。

ポイント①

以下のようなストレス反応に対する気づきを良くしましょう。

〈ストレス反応〉

*ひどく疲れた *へとへとだ *だるい *気がはりつめている *不安だ 
*落ち着かない *ゆううつだ *何をするのも面倒だ *気分が晴れない

ポイント②

ストレス反応を解消するための具体的な行動を起こしましょう。
以下に具体的な方法を紹介します。

〈ストレス発散方法〉

リラクセーション

自分にあったリラクセーション法を身につけましょう。「リラクセーション」とは、心身の緊張を緩めることです。最も手軽な方法は、呼吸法(腹式呼吸)です。自宅や職場の自席などでも短時間に簡単に行えます。ヨガもリラクセーション法のひとつです。

ストレッチ

筋肉をゆっくり伸ばすストレッチは、心身のリラックスに効果があります。
長時間おなじ姿勢でいると筋肉が収縮した状態が続き、筋肉の血管を流れる血流が滞ります。この状態を「こり」と呼びます。ストレッチは、この「こり」をほぐします。

適度な運動

ストレス解消のためには、楽しむという感覚で運動をしていきましょう。「一日1万歩を目標にする」など、自分にとって無理のない適度な運動をお勧めします。

快適な睡眠

ストレス解消法のひとつに、快適な睡眠があります。「快適な睡眠」とは起きたときに気持ちがいい睡眠、日中に眠くならない睡眠のことです。快適な睡眠に必要な時間には個人差があります。また15分程度の昼寝をすることは、仕事の効率アップにつながるといわれています。

親しい人たちとの交流

心のうちをおしゃべりできる友人や知人がいることは幸せなことです。話をすることで、不安やイライラした気持ちが整理されて、自ずと解決策が見えたり、アドバイスがもらえたりします。

笑う

思いっきり笑うことが、免疫力を高めると言われています。日常生活に笑いをとりいれましょう。

仕事から離れた趣味を持つ

自分の好きなことができる時間を大切にしましょう。仕事から解放されているという実感が、仕事への意欲も高めます。趣味を介した、仕事とは関係のない人々との交流は、新たな人間関係を生み、生活の幅を広げます。

これらは一例ですので、ご自身に合うストレス発散方法を行ってください。
※もしご自身でストレス発散をしても問題が解決しない場合は、専門の医療機関を受診されるか産業医・保健師・カウンセラー等にご相談してください。

こころもからだも元気に春を迎えましょう!

引用・参考
厚生労働省:こころの耳e‐ラーニングで学ぶ「15分でわかるセルフケア」
URL http://kokoro.mhlw.go.jp/e-learning/selfcare/


人間ドックのスペシャリスト集団
一般財団法人京都工場保健会


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