ゴルフルールQ&A

NICE ON 3月号【Vol. 425】

ゴルフを楽しむには、仲間との語らいや、素晴らしいコースとの出会いなどがありますが、ゴルフのルールをしっかりと理解しておくことが必要です。

参考:一般社団法人 日本ゴルフトーナメント振興協会「ゴルフルール早わかり集」より


◆パッティンググリーン上(Ⅱ)

パットする前にホールの内側に触れる

パットする前にホールのふちが気になったので、そのふちに手で触れました。この場合、罰を受けますか?

ホールが著しく損傷していて、それを修理することが認められる場合以外は、ホールのふちに触れたことはパットの線に触れたものとみなされ、2打の罰を受けます。

ホールが損傷している場合

パッティンググリーンに行ったら、球がホールに直接当たり、ホールの縁が壊されていました。パットする前にホールを修復しても良いですか?

その損傷が球によるもの、つまりボールマークであることが明らかであれば修復することができます。それ以外の損傷の場合、ホールの寸法が著しく変わっていることが明らかな時は委員会に修理を要求すべきで、委員会が近くにいない場合にはプレーヤーが修理することができます。 ホールの寸法が明らかに変わっているという程度ではない損傷の場合、プレーヤーは修復することなくプレーを続けなければなりません。

ホール内の水をすくい出す

大雨でホールの中に水が溜まっていたので、指で水をすくい出しました。この場合、罰を受けますか?

プレーの線を改善したことになり、2打の罰を受けます。

パッティンググリーン面のテストとは

パッティングラインを読むときにパッティンググリーン面に手をついてかがみながら見るというような方法はパッティンググリーン面をテストしたことになり違反になるのでしょうか?

規則では、パッティンググリーン上で球を転がすこと、その表面をこすったり、引っ掻いたりすることをパッティンググリーン面のテストとして禁止しています。したがって、単にパッティンググリーン面に手を置くという行為だけでグリーン面のテストをしたとみなされるわけではありません。

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