ゴルフルールQ&A
ゴルフを楽しむには、仲間との語らいや、素晴らしいコースとの出会いなどがありますが、
ゴルフのルールをしっかりと理解しておくことが必要です。
参考:一般社団法人 日本ゴルフトーナメント振興協会「ゴルフルール早わかり集」より
◆球の取り替え・誤球(Ⅰ)
ホールのプレー中に球を取り替えることができるか
ホールのプレー中に規則に基づいて拾い上げた球は別の球に取り替えることができますか?
球の取り替えが認められるかどうかは規則によって違います。ゴルフ規則書では取り替えることができる場合の球を「球」と表記しています。
【取り替えが認められる例】
・ウォーターハザードの救済処置
・ラテラル・ウォーターハザードの救済処置
・アウトオブバウンズ、紛失球の処置
・アンプレヤブルの処置
・局外者に動かされ、すぐに取り戻せない場合
【取り替えが認められない例】
・動かせない障害物からの救済処置
・異常なグラウンド状態からの救済処置
・パッティンググリーン上で球を拾い上げた場合
・自分の球か確認のため拾い上げた場合
・妨げや援助となる球を拾い上げた場合
誤って取り替えた球をプレーした
パッティンググリーン上の球をマークして拾い上げました。リプレースするときに誤ってポケットの中にあった別の球をリプレースしてプレーしてしまいました。この場合、誤球のプレーとなりますか?
規則で許されていないのに球を取り替えてプレーした場合、誤球ではなく、2打の罰のもとにインプレーの球となり、その球でホールアウトしなければなりません。
他の競技者の球をプレー
Aさんがラフにあった球を自分の球だと思ってストロークしたところその球はBさんの球でした。この場合、どのように処置すべきですか?
自分のインプレーの球以外の球をプレーした場合は誤球をプレーしたことになり、2打の罰を受け、改めて正しい球でプレーをしなければなりません。この場合、誤球をプレーした打数はカウントされません。例えば、第2打目で誤球のプレーをして、その球をその後数回ストロークしても訂正する場合は4打目となります。 誤球のプレーをしたにもかかわらず、訂正のプレーをせずに次のティーインググラウンドからティーショットした場合はその時点(最終ホールではパッティンググリーンを離れた時点)で競技失格となります。
誤球されたプレーヤーの処置
Aさんの球がBさんに打たれてしまいました。Aさんはどのように処置すればよいでしょうか?
Aさんは球をリプレースしてプレーしなければなりません。Aさんは球を別の球に取り替えることができます。