ゴルフルールQ&A

NICE ON 11月号【Vol. 421】

ゴルフを楽しむには、仲間との語らいや、素晴らしいコースとの出会いなどがありますが、ゴルフのルールをしっかりと理解しておくことが必要です。

参考:一般社団法人 日本ゴルフトーナメント振興協会「ゴルフルール早わかり集」より


◆球の打ち方(Ⅱ)

キャディーがプレーの線の後方延長線上に立つ

ストロークするときに、キャディーをプレー線の後方に立たせ、正しくアドレスをしているかどうかを確認させているプレーヤーがいますが、規則違反とはならないのですか?

ストローク前にキャディーをプレー線の後方に立たせることは違反とはなりませんが、ストローク中にキャディーをそのような場所に立たせておくことは違反となり2打の罰を受けます。 ただし、プレーヤーの援助をする目的ではなく、たまたまそのような場所にキャディーが立っていて、プレーヤーもキャディーも気づいていなかったような場合には違反とはなりません。

2度打ち

球を打った後、フォロースローで再度クラブに球が当たってしまいました。このようないわゆる2度打ちをした場合の罰は何打となりますか?

2度打ちした場合はそのストロークの1打に1打の罰を加えることになります。つまり、第2打目で2度打ちをした場合、次打は4打目となります。

ダフった後で球がクラブに当たる

アプローチをするときにプレーヤーが球の数センチ後ろの地面を打ってしまい、その勢いで球が浮き、その後、前方に動いていたクラブヘッドがその球に当たった場合、2度打ちしたことになりますか?

2度打ちをしたことになります。

水に流されている球を打つ

ウォーターハザード内の水の中で流されて動いている球をそのまま打つことは出来ますか?

罰なしにストロークを行うことが出来ますが、水の流れが球の位置を改善するのを待つためにストロークを行うことを遅らせてはなりません。

バックスイングを始めた後に動き出した球を打つ

アドレスをしてバックスイングをしたところ、球が動いたがスイングをやめることもできずにそのままストロークをしてしまいまし。この場合、罰はつくのですか?

アドレス後に動いている球をストロークしたことについては罰はありません。球の動いた原因がプレーヤーになければ罰はありませんが、プレーヤーに原因がある場合、プレーヤーは1打の罰を受けます。

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