1日の疲れをお風呂でリセット!

NICE ON 3月号【Vol. 413】

1日の疲れをお風呂でリセット!
今回は家庭で実践できる効果的な入浴方法をお伝えします。
入浴には大きく分けて3つの効果があります。

このコーナーは京都工場保健会の協力を得て掲載しています


温熱作用

体が温まり皮膚の血流が良くなることで、新陳代謝が高まり体内の老廃物や疲労物質が取り除かれ、疲労回復やコリがやわらぎます。

水圧作用

体にかかる水の圧力のことです。この圧力で足に溜まった血液が押し戻されて心臓の働きが活発になり、血液やリンパの流れを良くします。

浮力作用

体重が軽く感じる働きのことです。体重を支えている筋肉や関節を休ませることができ、体全体の緊張がほぐれます。

【入浴方法】

リラックスしたい時は
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夏なら38~40℃、冬なら41℃位のぬるめのお湯につかります。
リラックス効果を高めるために、腹式呼吸を取り入れるのもおすすめです。

1.楽な姿勢で目を閉じて、おへその下に両手をあてます。

2.鼻からゆっくりと息を吸い込み(おなかを膨らませる)、5秒間息を止めます。

3.ゆっくり息を吐き出し、おなかをへこませます。

腹式呼吸は腹筋の筋力トレーニングと同じような作用も期待できます。

肩こりを解消したい時は
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ぬるめのお湯に肩までゆっくりつかり、全身を温めてから、お風呂の中で簡単なストレッチをします。より血流を促すことができ、肩こりの症状をやわらげることができます。

1.肩に湯をかける
 みぞおちあたりまで湯につかりながら、肩に左右交互に湯をかけます。

2.首の運動 
 42℃位の熱めのシャワーを首にあてながら、首をゆっくり回します。

3.肩の運動
 42℃位の熱めのシャワーを片方の肩にあてながら、肩を回します。反対側の肩も行います
 *2、3は5~10回行うと、効果的です。
 
基本的にお風呂には毎日入り、シャワーだけで済ませずに、疲れている時こそゆったりと
湯船につかりましょう。

【入浴時の注意点】

*脱衣所や浴室に入った時の温度差で血圧の変動が大きくなります。
 特に冬場は脱衣所や浴室も温めておきましょう。またかけ湯などをして、体をならしてからゆっくり湯船
 に入りましょう。

*お酒を飲んだ後や、食事の直前直後の入浴は控えましょう。

*入浴後は水分補給をしましょう

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