緑と池のコントラストが美しいフラットで個性豊かな１８ホール。
女子プロトーナメントの舞台ともなった完成度の高さは県下屈指。

歴史と伝説の宝庫、甲賀の緩やかな丘陵地に1975年（昭和50年）9月21日、耽美派の巨匠・佐藤 健氏が会心の18ホールを描き、鮮烈に開場した。
コンセプトは、京都の財界を中心とした接待用コースとして、「ハイグレードでありながら、風格と落ち着きを醸す本物のクラブ」の創設だった。
コースは、フラットな丘陵タイプ。ほとんどのホールで、ティーグラウンドからグリーンが視認できる。また8ホールに池が絡み、バンカーも68ヶ所あり、プレーヤーの挑戦を待ち受けている。

インは、オーソドックスなパー4からスタート。自然林をそのまま残し、アウトとは対照的な景観が楽しめ、自然池を巧みに配し、14番池越えショートは庭園風の趣がある。15番からの4ホールは難易度も高くエンディングに向かいながら、エキサイティングなプレーが楽しめる。

1983年、1985年には三菱ファンタスゴルフトーナメント（女子プロ競技）の舞台となり、完成度の高さを訴求した。池には、菖蒲の花が咲きプレーヤーを楽しませてくれる。四季折々の風景の移り変わりも心を和ませる素材だ。クラブハウスからは、センチュリーのシンボルマーク「もみじ」の樹景と10番ホールが一望でき、食事を味わいながらの語らいは格別だ。
新名神の開通で大阪・京都、名古屋からもアクセスも良く、気品のある雰囲気とオーソドックスなレイアウトは、女性ゴルファーにも好評だ。コース内には、外周以外ＯＢ杭が少なく、思い切ったショットが楽しめるのも特徴的。
コースのリニューアル（フェアウエイのデザイン変更、戦略性アップ）も終了し、快適さが増している。

会員本位の運営を脈々と継承、堅牢な経営基盤は信頼度も高い。
少数会員で接待用コースには最適、クラブライフも品格が感じられる。

会員数は18ホール規模で850名と少数なので、ゆったりしたクラブライフが楽しめる。個人正会員460名、法人正会員320名。平日・週日会員70名。個人、法人ともに接待用コースとしての引き合いが多いのも銘柄の特徴となっている。会員の資質も高く、京都・滋賀の財界人が多く、会員間の交流も盛んである。ゲストプレーヤーの評判も高く、教育の行き届いたスタッフの応対も好評だ。
開場以来45年の歴史あるコースでありながら、コースの進化、メンテナンスにも積極的でクラブに活気が感じられる。

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