アプローチの落とし穴
アプローチの落とし穴
アベレージゴルファーの85%の方はアプローチショットがうまくいかないといっているそうです。よくレッスン書などを読むと距離の打ち分けはスタンスにありとかアドレスが大事とか書かれているのですが、本を読むたびに頭の中の思考回路は困難をきたしてしまいます。
私は人に教えるような技術を持っているわけではありませんが、クラブはまっすぐ上げて、まっすぐ下ろす、そしてボールからは目を離さない、ということを基本に考えています。余分な力を抜くとか、高いボールで攻めるとか、体重移動に気をつけてとか言われますが、自分の身体と相談しながらできるだけシンプルにショットしたいです。
練習場では打つことの無いミスが、コースに出ると突然出てしまいます。こんな経験は何度もあると思いますが、これは視覚情報の違いといわれています。ゴルフ練習場と違い、ゴルフ場ではスタンスをとる場所はいつも平坦ではありません。目に入る風景また樹木やバンカー、フェアウェイの芝目など錯覚させる要素はいくつも揃っています。いうなればコースの罠に嵌ってしまい、心理的要因が無意識のうちにアドレスやショットを狂わせてしまうそうです。
ではどうすれば良いのか?
もちろん練習で自分のスタンスやアドレスをきちんと身につけることなのですが、私の場合は短いアプローチの時はパター感覚を重視します。グリーン上でパッティングがピンまで届かないことは良くありますが、ダフッたり、トップすることはそんなにありませんね。当然ピンまでの状況を見極めなければいけませんが、クラブはPWを多用することが良くあります。無理をしないで、シンプルにまっすぐ引いてまっすぐ打ち出すことを心掛けています。
いつも同じショットを打つことは出来ませんが、自分の気持ちがぶれないゴルフが出来れば、ミスをしても原因が分かるのでゴルフは楽しくなってきます。