ゴルフルールQ&A

NICE ON 12月号【Vol. 446】

ゴルフを楽しむには、仲間との語らいや、素晴らしいコースとの出会いなどがありますが、
ゴルフのルールをしっかりと理解しておくことが必要です。
参考:一般社団法人 日本ゴルフトーナメント振興協会「ゴルフルール早わかり集」より

(※2019年度よりルールが改正されました。一部反映されていない箇所があるかもしれませんがご了承ください。)


障害物からの救済(Ⅵ)

パッティンググリーン上での救済

パッティンググリーン上に球があり、パットの線上にスプリンクラーヘッドがあります。この場合の救済方法を教えてください。

球がパッティンググリーン上にある場合は、パットの線上に動かせない障害物がかかる場合にも障害が生じていることになります。従って、質問のようなケースで救済を受ける場合は動かせない障害物がパットの線上にかからなくなる最も近い所を救済のニヤレストポイントとし、その救済のニヤレストポイントに球をプレースしなければなりません。なお、この場合、救済のニヤレストポイントがパッティンググリーン外となっても球はプレースすることになります。

スプリンクラーヘッドがプレーの線上にある

球がパッティンググリーンの手前にあり、アプローチショットをしようとすると、球の少し前のプレーの線上にスプリンクラーヘッドがあります。この場合、罰なしに救済を受けることができますか?

球がパッティンググリーン外にあるのでプレーの線上に動かせない障害物があっても障害が生じていることにならず罰なしに救済を受けることは出来ません。   なお、委員会がパッティンググリーンに近接する障害物がプレーの線上にある場合に救済を認めたいときは、ローカルルールを制定することができます。

球が障害物の中で紛失

球がスルーザグリーンにある土管の中に入り、紛失してしまいました。この場合、救済を受けることができますか?

球が土管の中にあることが分かっているか、ほぼ確実な場合は罰なしに動かせない障害物からの救済を受けることができます。この場合、球がその土管の最も外側の縁を横切った地点にあったものとみなして救済のニヤレストポイントを決定することになります。

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