ゴルフルールQ&A

NICE ON 11月号【Vol. 445】

ゴルフを楽しむには、仲間との語らいや、素晴らしいコースとの出会いなどがありますが、
ゴルフのルールをしっかりと理解しておくことが必要です。

(※2019年度よりルールが改正されました。一部反映されていない箇所があるかもしれませんがご了承ください。)


障害物からの救済(Ⅴ)

左打ちの採用が必要で救済を受けた後、右打ちでプレーする

スタンスをとる場所に木があり、立つことができないので、左打ちにして打つことにしました。するとスタンスがマンホールにかかるので、救済を受け、ドロップしたところ、右打ちでもプレーできる場所に球が止まりました。この場合、右打ちでプレーすることができますか。

右打ちでプレーすることが無理で、左打ちにすることが合理的であれば、質問のような場合でも救済を受けることができます。救済を受けた後は新しい状況となりますので、その新しい状況に応じたストロークを行うことができ、従って、右打ちでプレーすることは認められます。

打てないのに救済を受ける

球が木の根の間にあり、全く打てない状況でしたが、一応、その球に対してスタンスをとってみると、足がカート道路にかかります。この場合、救済を受けることはできますか?

動かせない障害物以外の物からの障害によってストロークすることが明らかに無理な場合は動かせない障害物からの救済を受けることはできません。

バンカー内での救済

球がバンカー内にあり、そのバンカー内の排水施設(動かせない障害物)がスタンスの障害となります。この場合の救済方法を教えてください。

救済のニヤレストポイントをそのバンカー内に決定し、救済のニヤレストポイントから1クラブレングス以内で、ホールに近づかない、障害を避けられる場所でそのバンカー内にドロップすることができます。   また、1打の罰を加え、球とホールを結ぶ線上で、そのバンカー外の後方にドロップすることもできます。

ペナルティーエリア内での救済

ペナルティーエリア内の橋(動かせない障害物)の上に球が乗っています。この場合の救済方法を教えてください。

ペナルティーエリア内の動かせない障害物による障害が生じても、動かせない障害物からの救済処置をとることはできません。あるがままの状態でプレーするか、ウォーターハザードの救済処置をとるしかありません。

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