ゴルフルールQ&A

NICE ON 9月号【Vol. 443】

ゴルフを楽しむには、仲間との語らいや、素晴らしいコースとの出会いなどがありますが、ゴルフのルールをしっかりと理解しておくことが必要です。

参考:一般社団法人 日本ゴルフトーナメント振興協会「ゴルフルール早わかり集」より


(※2019年度よりルールが改正されました。一部反映されていない箇所があるかもしれませんがご了承ください。)

◆障害物からの救済(Ⅲ)

1クラブレングスはどのクラブで計測するか

救済のニヤレスポイントから1クラブレングス以内にドロップする場合の1クラブレングスはどのクラブを使用して計測するのですか?

2019年の新ルールでは、クラブレングスを計測する場合はパターを除く最も長いクラブで計測する事となります。断定はできませんが一般的にはドライバーが一番長いクラブになるでしょう。

救済を受ける場合、マーカーに告げる必要があるか

動かせない障害物からの救済を受ける場合、事前にマーカーや同伴競技者に救済を受けることを告げなければいけないのですか?

動かせない障害物からの救済を受ける場合、事前にマーカーや同伴競技者に救済を受けることを伝えなければならないという規定はなく、告げなかったからといって規則違反の罰を受けることはありません。逆に、マーカーや同伴競技者の了承を得たからといって、処置を間違えた際の罰が免除されるわけでもありません。

救済を受けるために球を拾い上げるときに、マークしなければならないか

 動かせない障害物からの救済を受けるために球を拾い上げるときに、その球の位置を前もってマークしなければならないのですか?

正しく処置するための基点としてマークすることは良い方法と言えますが、マークしなかったからといって罰を受けることはありません。 ゴルフ規則では拾い上げた球を元の位置にリプレースする規則に基づいて球を拾い上げる場合にマークが必要となります。動かせない障害物からの処置は拾い上げた球をドロップするのでマークを必要としません。

救済のニヤレスポイントにマークしなければならないか

救済のニヤレスポイントにティーペッグなどでマークしているのをよく見かけますが、マークをしないと違反となるのでしょうか?

正しく処置するための基点としてマークすることは良い方法と言えますが、救済のニヤレスポイントにマークしなかったことだけをもって罰を課せられることはありません。

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