清冽、勇壮、戦略。3つの個性がゴルフの極みを引き出す魅力の27ホール。完成度の高さは関西屈指、ＰＧＭの奈良エリアのフラッグシップコース。

香しき歴史の漂う奈良市下狭川エリアの緩丘陵の中腹に、1973年（昭和48年）10月22日、耽美派の代表格であり、数々の名コースを生み出した名匠・加藤福一氏設計による魅力溢れる27ホールのチャンピオンコースが誕生した。
コースは、柳生、笠置、そして木津川の3コースで構成され、理想のレイアウトを形づくっている。46年の歴史に裏づけされた大きな木々やバンカー、ハザードが大きく行く手を阻む戦略的なレイアウトが連なっている。全体的にはフラットだが、自然の地形を活かして各ホールが巧みに連なり、豪快、緻密なホールがリズミカルに展開する。タフな打ち上げに豪快な打ち下ろし、豪快に打っていけるロングホール、池やバンカーが絶妙な位置に配されたホールなど、どのホールも個性的。ゴルフの極みが楽しめる完成度の高いコースとして関西のゴルファーの評価も高い。また、グリーン（ベント１面、高麗１面）の仕上がりも良く、速く転がりの良いコンディションはタフなパットが要求される。
ＫＧＵの公式競技や数々のアマチュア競技の舞台ともなっている。

コース規模は、27Ｈ／10484Ｙ／Ｐ108。ＪＧＡ／ＵＳＧＡコースレートは、柳生・笠置72.3、笠置・木津川72.6、木津川・柳生72.3。
大阪市内より60分でティーアップできるアクセスの良さも人気の一因。アクセスは高速をあまり使用せず、渋滞に左右されない。クラブハウスも落ち着いた佇まいで、調度品も品格が漂う。季節ごとのランチもグルメ派にも好評だ。コース改修、施設改善など長期計画の下で進めてきたグレードアップ化が実り、進化の一途が見受けられる。

少数会員だからできる会員本位の運営
ホーム指定コース、人気ランキングでも上位をキープ

経営は全国に多くのコースを擁するパシフィックゴルフマネージメント㈱。経営の安定感と会員本位の運営に定評。コースの良さと居心地の良さでホームコースの指定銘柄としても常時トップランクにある。会員数は27ホール規模にして1800名と少数。関西財界の会員も多く、資質は高い。接待需要の見直しで法人の引き合いも多いが、個人やグループでの入会希望が多いのも特徴的。伝統のクラブライフとアットホームな雰囲気も高い評価がある。