半世紀を越える歴史と伝統が輝く古豪の風格。時代とともに進化するアットホームな運営。大自然の中でゴルフの面白さと奥深さ、感動が満喫できる18ホールのチャンピオンコース。

関西でも良質のコースが点在する滋賀県湖南市。名刹も多く、大自然を素材に観光スポットとしても注目されるエリアだ。その三雲地区に、1966年（昭和41年）、10月16日、「自然との融和、プレーの醍醐味との一体感」を設計の基本とする丸毛信勝氏を設計デザイナーとして迎え、甲賀CCは開場した。新名神高速道路の開通でアクセスが格段に良化したのを機に大阪、兵庫、名古屋方面からの来場者も増加、ラウンドのし易さ、面白さから人気も高まっている。

8番ホール

コースは、数百万本の赤松林に囲まれた林間コースの趣を持つ丘陵タイプ。四季折々に移り変わる自然の風景と溶け合った各ホールは、個性が際立つ編成。ラウンドしたゴルファーも『何度回っても、飽きがこないコース』とリピーターの多さでも京滋エリアではトップクラスの人気を誇っている。アウトとインの印象が異なるためプレーにリズム感がある。
アウトは、適度なアップダウンがあり、距離も適切。丘陵コースが持つ千変万化するライが攻略方法を考えさせる。インは、各ホールが赤松でセパレートされ開放感がある。フェアウエイも広く、思い切ったショットが楽しめるが、大きく波打ったうねりが落としどころを難しくさせている。初心者からアスリートまで、それぞれの攻略ルートが設けられているのも設計の妙を感じさせるコースといえる。

18番ホール

2016年には、開場50周年の記念事業の一環として、クラブハウスを大規模リニューアル。ネイビーブルーを基調としたモダンスタイルのフォルムが高級感を醸し出している。諸設備もゴルファーの動線を考慮、ゆったりと一日が楽しめる空間づくりがなされており、落ち着いた雰囲気が居心地の良さを物語っている。
女性ゴルファーにも嬉しい設備（専用パウダールームや浴室）が充実、清潔感のある空気が流れており、女性ゴルファーのパーティー・コンペも多い。
スタッフの応対も好評。徹底したコースメンテナンスを軸に、半世紀を経た古豪の誇り、時代の流れに即した運営の対応をうまくマッチングさせたクラブライフが魅力のゴルフ場だ。

柔軟な運営姿勢が会員の信頼度の高さを醸成
新機軸の制度や会員募集にも注目が集まる

50周年を機に運営体制にも新しい風を送り込んでいる。預託金不要の『終身会員』や法人会員の社員も会員としてプレーできる『法人社員会員」の新設などもその一環。世代交代を図るためにも親子間で譲渡して親子でプレーできる親族会員制度なども新機軸といえるもの。時代に応じた柔軟な会員制度の創設を可能にしているのは、経営の安定感だ。

接待ゴルフ需要の復活、ホームコース需要の高まりにも適応できる制度が注目されている。会員募集要項は以下のとおり。

正会員（預託金55万円、登録料40万円、年会費3万円）、
週日会員（土曜日プレー可、預託金10万円、登録料30万円、年会費2.5万円）、
終身会員（預託金不要、登録料40万円、年会費3万円）
※登録料、年会費は税抜き価格。
また、個人親族会員（正会員・週日会員とも親子・夫婦間での名義変更の場合、親子・夫婦とも会員としてプレー可、登録料30万円）、法人社員会員（正会員にもう1名＝記名式・が法人会員としてプレー可、登録料30万円）も新設された。
※分割支払い制度有り、いずれも無金利。
さらに、姉妹コースとして阿南カントリークラブ（徳島県阿南市）、恵那峡カントリークラブ（岐阜県恵那市）があり、メンバー料金で利用できるのもゴルフライフをさらに広げてくれる。

●入会に関するお問い合わせ、視察プレーの申し込みは、
メンバーズゴルフサービスまで（随時受け付け）。