パッティングのお話

NICE ON 8月号【Vol. 430】


パッティングのお話

ゴルフって難しいですね! みなさん練習していますか。
今日はドライバーを100発、アイアンもばっちりや! 一般的にはよく耳にする練習ですね。さてパターの練習はどうしていますか?と聞くとみなさん首を傾げられますね。ラウンド前にコースの練習場で充分や。と私も思っていました。

パターは他のクラブと違って、とんでもない方向に打ってしまうことはありません。OBすることもありません。ダフルことや空振りもほとんどありません。だからと言ってパッティングが思うように打ててるわけではありませんね。そう思えばパターってかわいそうですね。1ラウンドで36打(すべて2パット)、36回以上も打つのですよ。ドライバーはパー3ホールを除けば14回ですから・・・。もっとパッティングの技術を磨きましょう。3パットを無くすだけで、スコアメイクも格段とアップしますよ。
3パットいやいや4パット、スコアに与えるダメージも大きいですが、自分自身の落ち込みも大きいですね。一般的に我々レベルのゴルファーは、簡単に3パットする、これはパッティングに対する考えが甘いのでしょうね。パットのミスを次のホールまで引きずり、ティショットまでミスをする、この悪循環は断ち切りたいです。

例えばの話ですが、グリーン上の芝目や傾斜を読むことは別にして・・・・・・、ショットや飛距離でプロに勝つのはまず不可能ですが、グリーン上でカップ近くまでボールを運ぶことだけを考えればパッティングは可能性があります。ですからもっともっとパットの精度を上げることに努力する必要があります。
ここに面白いデータがあります。
平均スコア70台の人の平均パット数は1.78(1R 31.98)、80台の人は1.88(1R 33.80)、90台の人は1.96(1R 35.37)、100台の人は2.12(1R 38.18)です。
パッティングが良くなれば、当然ですがスコアアップが望めますし、上級者はパットがうまいということです。

グリーン上でラインを読むことは難しいですが、ボールがグリーンに乗れば、まず自分のボールのところに行きますが、ラインは必ずカップ側から先に見るようにした方が良いそうです。人間の習性として最初に見た感覚が残像に残るそうですので、まずカップ側から見て次にボールの位置からラインの見ることによって、傾斜の錯覚などが未然に防げるそうです。打ってしまってからカップまで行ってもう一度見ると、え~傾斜がぜんぜん違うや~ということがないそうです。このようにルーチンワークをひとつ入れることにより、イージーなミスが防げることがあります。ドライバーや第2打地点からは、方向性や距離感を大事にすることが多いですが、パターにももっともっと気を使ってあげましょう。1ラウンドで一番よく使うクラブですから、打つだけでなくグリーン上の環境を認識してパター本来の力を発揮してもらいましょう。
カップまで届かないパットにはチャンスがない!
この夏も楽しいゴルフをお楽しみください。

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