豪快・精緻・美観。
ゴルフの奥義を極めた２７ホールズのチャンピオンコース。

開場は1975年（昭和50年）10月13日。40年を超える星霜と伝統に磨かれた歴史あるコースで、関西エリアや中部エリアに多くのファンを持つ人気コース。
名峰名張山系の地に位置し、清流名張川を見渡す緩丘陵にレイアウトされている。
設計は「ゴルフの奥義を引き出せるフィールドと空間」を設計コンセプトとする伊丹康夫氏。個性の異なる3つのホール構成にその真髄を見ることができる。東・中・西のそれぞれが共鳴し合う編成はプレーに飽きを感じさせない。東コースはフラットでフェアウエイが広く、ハザードもさほど気にならないどちらかといえばロングヒッター向きのレイアウト。西コースは、赤松林でセパレートされた景観が美しいホールが続く。ハザードが好位置に配され考えるプレーが求められる。中コースは、もっとも距離のあるコースで豪快に打っていけるが、名物ホールといわれる5番のようにバンカーのガードの厳しさもあり気が抜けない。かつて女子プロゴルフのトーナメントも開催されただけに知名度もあり、コンペ開催コースとしても人気が高い。

経営は、全国に39コースを擁するオリックス・ゴルフ・マネジメント。「1日を、大切にするゴルフ場へ。」をテーマに進化するゴルフの歩を緩めない。同コースでも2017年4月には、メンバー専用の駐車スペースを設けるなどクラブライフに新味を持たせたのもその表れ。また、プレー面でも最新ナビ＆電磁誘導カートを全台導入するなど改善に積極的に取り組んでいる。春には進入路の桜がアーケードのように咲き誇り桜吹雪がプレーヤーをやさしく包む。秋には燃えるような紅葉が出迎えてくれる。ぬくもりと親しみやすさが感じられるクラブハウス。教育の行き届いたスタッフのおもてなしはゲストプレーヤーからも高い評価を得ている。優雅なエントランス、季節のメニューが味わえるレストラン、広いコンペルーム、プロショップ、練習場など施設も充実している。

メンバーシップ制度を堅持
確かな経営基盤と信頼

65歳以上（かつ在籍５年以上）の会員の3親等以内の名義書換に対してはグランド会員制度を設けるなど、メンバーシップの運営に力点を置いている。名義書換料の減額キャンペーンも継続中。ホーム指定銘柄としての人気も高く、市場での流通もスムーズだ。グループ入会が多いのも特徴的で、居心地の良さや会員間の交流が盛んなことも人気の要素となっている。