ゴルフよもやま話

NICE ON 5月号【Vol. 451】


飛距離が落ちた?

私はシニアゴルファーです。今でも昔のよかった頃の映像だけが頭に残っていますが、飛距離が落ちてきたことは真摯に受け止めなければいけません。
ドライバーだけでなく、どのクラブも飛距離が落ちているのは仕方ないことですが、なかなか現実として受け止められません(笑)。

少し話が変わりますが、ゴルフコースでティグランドから見るとフェアウェイの中央あたりに黄色のフラッグがあるのはご存知ですね。基本的にはIP地点にあり、IPとは平面上の2直線が交わる点という測量用語だそうです。
ゴルフ場の案内でも、レギュラーティからおおむね230ヤード付近にありますので、その方向に打っていけば、第2打目が有利に打てるポイントとなります。ドッグレッグしたホールでは、決してフェアウェイの真ん中にあるとは限りませんが、IP地点を意識すればスコアも良くなることと思います。
ドライバーはその黄色のフラッグに向かって打つわけですが、もうそのフラッグまで到底届きません。悲しいです!キャディさん付きでプレーするとき、キャディさんから200ヤード先の左側にはバンカーがあります。池の縁までは210ヤードです、気をつけてくださいとアドバイスをいただきますが、150ヤード付近の障害物の説明が欲しいですね(笑)

話がどんどん離れていきますが、飛距離の落ちた話に戻ります。
9番以下のアプローチ用のウェッジは、距離というより方向性が大事なクラブですがフルショット時の飛距離も落ちてきました。それに距離の感覚も数年前のようにはいきません。現実は厳しいです。
先日のゴルフの反省ですが、ドライバーが飛ばないのは重々承知の上で、カートナビとにらめっこしながら、セカンドショットも当然ウッドを持つわけですが、少し距離のあるミドルは会心のショットでもグリーンまで届きません。方向も一定しませんので、第3打も距離を残すアプローチになります。ここは見せ所なのに50ヤード、60ヤードが届きません。ここは飛距離が落ちたという問題ではありませんが、強く打てない、しっかり打てないのは困ったものです。若い頃の感覚でショットしてもアイアンの距離感が相当鈍ってきましたね。
当然、握力も弱くなっているので、もう少ししっかり打つことで飛距離の感覚をカバーしなければいけないことがわかりました。自分を信じて強いショットを打ちたいですね。

以上のことを反省しながら、この原稿を書く前にプレーして来ました。
身についた習性はそう簡単に直るものではありません。心と身体がバラバラでは結果は見なくてもわかります。快調に進んでいたゴルフですが、セカンドが池越えのシチュエーションで、トップして池に直行!130ヤードを越せないなんて・・・、もう飛距離の問題ではありません。メンタルの問題です。ゴルフに取り組む姿勢を考え直させられる1打となりました。
でもゴルフは楽しい、これからも楽しいゴルフは続けて行きます。

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