平成31年 年頭所感

NICE ON 1月号【Vol. 435】


新年あけましておめでとうございます。
昨年はひとかたならぬご愛顧を賜りありがとうございました。
本年も変わらぬご支援、ご鞭撻をよろしくお願い申しあげます。
さて、今年の干支は、「己亥」(つちのとい)。足元をしっかり固めて、次の段階をめざす準備をする年といわれます。ゴルフ業界も、もう一段上の局面に好位置のスタンスをとって欲しいものです。
昨年の日本経済は、世界経済の成長を背景に緩やかに拡大し、株高や企業の好業績に沸いた一年となりました。ゴルフ会員権は、自律相場を形成し、株価や周辺環境に連動しなくなって久しいと言えますが、ゴルフが、健康増進に最適なスポーツとして定着し、人気女子プロや若手選手の活躍でゴルフの面白さやオシャレアイコンとしての魅力が伝えられ、ゴルフ人口が減少していると言われる流れの中で、再び、メンバーへの帰属意識が高まり、見直されてきました。
2018年のゴルフ会員権相場は、大きく変動することなく安値安定という路線をたどりました。季節的な要因や法人の決算期に伴う処分などで市場が閉塞状態に陥った場面も見られましたが、総じて売買は順調に行なわれ、若年層や婦人層の新規入会希望も増加した感があります。
ただ、プレー環境においては、歴史的な猛暑と西日本地区を襲った豪雨被害、そして、週末・月末の台風上陸で来場が制限されるという状況もみられました。しかし、ゴルフ場の迅速な復旧作業や対応で早期に回復にこぎつけたことは幸いでした。
さて、今年の会員権相場はどういった動向を示すのか。専門業者筋でも当面安値安定状況は続くとみる見方が支配的ですが「入会を希望するゴルファー、会員権を手にしたいというゴルファーにとっては見極め時」という意見が多くみられます。安値安定は、適正価格に落ち着いたと判断するゴルファーが増加するだろうとみています。そんな中、ゴルフ場の経営については事業譲渡や経営交代で再編は続きます。運営姿勢や経営基盤のしっかりしたゴルフ場に人気が集まりそうで、コース間の選別はますます鮮明になると予測できます。
株式会社メンバーズゴルフサービスは、今年で創業48周年を迎えます。様々なゴルフイベントを通じてゴルフ業界に貢献する姿勢は変わりません。そして、ゴルフ会員権の売買を通して、皆様に安心・安全な価値あるゴルフライフをご提供できるよう、私たちの業務を常に見直し、その品質に一層磨きをかけなければと心を新たにしております。
本年もスタッフ一同、愛される会員権のエキスパートとして誠心誠意業務に邁進いたします。どうぞ、倍旧のご愛顧を賜りますようお願い申しあげます。

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