サンディエゴ紀行II
明けましておめでとうございます。
今月もサンディエゴの魅力を色々とお伝えしたいと思います。
第2回目となる今回はサンディエゴで最も人気のあるコースの1つ、トーリーパインズ・ゴルフコースを紹介しながら留学や観光でサンディエゴを訪れたい方の為に治安と必須情報をお伝えしたいと思います。
以前から、ビューイック・インビテーショナルとして開催されていたPGAツアーの試合が数年前からスポンサーが変わり、ファーマーズ・インシュランスオープンとして生まれ変わり、今に至る歴史ある試合の開催地が今回紹介する「トーリーパインズ・ゴルフコース」です。
トーリーパインズ・ゴルフコースは、トーリーパインズ国立公園の中に位置している為、民間の会社が運営する事が出来ません。つまりここは市営ゴルフ場なのです。記憶にある方もいると思いますが、2008年タイガー・ウッズが骨折をしながらも優勝を決めた全米オープンの開催地でも知られています。市営のゴルフ場でも全米オープンを開催してしまう辺りがアメリカっぽいですよね。
もう一方のノースコースはやや値段はリーズナブル、しかし太平洋に向って打っていくショートホールや海沿いの崖に面したミドルホールのグリーンなど、スリルのあるホールと極めて見通しの良いシンプルなホールとのメリハリがとてもハッキリしていて回りやすいコースです。全米オープンでも予選のコースとしてこちらのノースコースを使用します。太平洋を感じるホールはノースコースの方がやや多いような気がします。
何れにせよ、このトーリーパインズ・ゴルフコースはサンディエゴの魅力を語るのに決して欠かすことの出来ないコースの1つであることは間違いありません。
また、ここはパブリックゴルフコースですので何方でも気軽にラウンドする事が出来ます。予約も取れますが、アメリカの場合は予約にお金が掛かることがほとんどです。トーリーパインズ・ゴルフコースも約40ドル予約代が掛かってきます。時間に余裕のある方は朝早起きしてスタート室前に並べば、平日はだいたい回ることが可能です。団体で行かれる場合は現地のエージェント(※以下にご紹介致します)にお願いをしておくのが良いでしょう。
※サンディエゴでオススメの斡旋会社
AJI LLC http://www.ksi-sd.com/
Eメール ajiryugaku@ksi-sd.com 曽我部または、岩田あて
サンディエゴの治安について
サンディエゴは、言わずと知れたアメリカ軍の町です。
少し古い映画になりますが、「トップ・ガン」の舞台としても有名になったほどです。ダウンタウンの周りには空母が何隻も停泊している状態です。そんな町ですので、治安は良いです。私も過去に数年住んでおりましたが、以前よりも年々治安は良くなって来ていると感じます。以前治安が悪いと思われていたエリアに「ペトコパーク」が出来たおかげで一気にこのエリアも治安が改善されました。
ペトコパークとは、ワールド・ベースボールの決勝戦で侍ジャパンが優勝を果たし、ここ数年絶好調の広島カープが球場を改装する際に参考にしたとされている開放感たっぷりのアメリカらしい球場です。
ダウンタウンが海に面していて、コンパクトでありながら観光地も近場に密集していて観光にも暮らすにも最高の環境といえます。
気軽にゴルフをする環境もバッチリです。環境の良い場所で気軽にゴルフを楽しんで、海でゆっくりしたいとお考えの方にはピッタリの場所と言えると思います。
志村 博康プロ(しむら ひろやす)
スイングファクトリー代表。高校卒業後アメリカ・サンディエゴに渡米し、USPGAプロのパトリック・E・ショウ氏に師事し、最新のゴルフ理論を学ぶ。カリフォルニアミニツアーにも参戦。京都初のTPI(Titleist Performance Institute)認定プロコーチ。メディカル、フィジカル、テクニカルにおけるゴルフのスペシャリストとして世界基準認定を取得しております。
現在、よしみねゴルフクラブ(京都市西京区)にて完全個人指導にこだわったマンツーマンレッスンを実施。