ナイスオン健康コラム
このコーナーは京都工場保健会様のご協力により掲載しています
ラクらくストレッチで快適な体に!
最近、「肩のこりや腰の痛みで気分がすっきりしない」「歩いたり階段を上がるのがつらい」といったお悩みはありませんか?
明らかに病気が原因の関節痛は別として、これらの症状は、加齢だけでなく、運動量の減少が大きく関わっています。
筋肉を動かすことで血流がよくなり、柔軟性が保たれます。運動不足や長時間同じ姿勢を続けるなどで、筋肉が硬く縮んだままの状態になると、関節の周りのゆとりがなくなって、関節が痛んだり、大きく動かしにくくなったりするのです。
そこで、お薦めしたいのは「ストレッチ」です。硬く縮んでしまった筋肉を「伸ばす」=「ストレッチ」を継続すれば、必ず柔軟性が取り戻されて、関節の痛みが改善するはずです!
また、ストレッチを行うことで、関節の可動域が拡大し、スポーツパフォーマンスの向上や、精神的なリラックスの効果も期待できます。
次回から、全6回シリーズで、職場でできる・簡単・効果的なストレッチをご紹介します。『ラクらくストレッチ』で、快適な体づくりを始めてみませんか。
【第1回】 肩こり対策(前編)
【第2回】 肩こり対策(後編)
【第3回】 腰痛対策(前編)
【第4回】 腰痛対策(後編)
【第5回】 膝・股関節痛対策(前編)
【第6回】 膝・股関節痛対策(後編)
ストレッチを始める前に・・・
今の体の状態をチェックして見ましょう
背中でタッチ(肩まわりの柔軟性)
右手を肩の上から、左手を肩の下から背中に回して見ましょう。
両手の指と指がタッチできますか?反対側も同様に行ってみましょう。
☆☆☆ 背中でタッチできる
☆☆ 指と指の間があく(15cm未満)
☆ 指と指の間があく(15cm以上)
つま先タッチ(腰から下の柔軟性)
両足を前に出して座り(長座)、ゆっくりと上半身を前に曲げて見ましょう。
伸ばした手がつま先にタッチできますか?
☆☆☆ 指先がつま先につく
☆☆ 指先とつま先の間があく(15cm未満)
☆ 指先とつま先の間があく(15cm以上)
効果的なストレッチのポイント
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●呼吸を止めないようにしましょう。
●ゆっくりと「痛気持ちいい」ところまで伸ばしましょう。
※急激に、強い痛みを感じるほど伸ばすと、筋肉は反射的に縮もうとして伸びにくくなるのです。
●繰り返し行いましょう。
安全のために
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●それぞれのストレッチは、無理のない範囲で、少しずつ増やしていきましょう。
●体調が悪い時は、無理をしないようにしましょう。
●痛みや違和感がある場合は、運動を中止して専門医に相談しましょう。
人間ドックのスペシャリスト集団
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