パッティングの役割!

NICE ON 10月号【Vol. 420】


パッティングの役割!

ゴルフというスポーツは18ホールを72打で上がればパープレーです。
机上の論理で言えば、ショットは36打、パッティングも36打です。私達100切りを目指しているアベレージゴルファーの割合はどうなっているのでしょう。よく言われるのが打数の4割がパッティングだそうです、100の人はパターの回数は40回、95の人は38回、90の人は36回となります。当たらずとも遠からずの数字です。トッププロもすべてパーオンするわけでもありませんが、パターの回数は30未満です。32回も33回も打つようではアンダーパーは望めません。

300ヤード飛ばしても、10センチのパターでも1打です。そう考えるとパッティングの役割は重要です。パット・イズ・マネーと言いますが、私達のゴルフでもパターはおろそかに出来ません。ファーストパターがピンに近づいて、お先にっと言って外してしまうことが何度もあるはずです。ティショットを打つ緊張感を持って、どんなに短いパッティングでもキチンとホールアウトする習慣をつけることは大事ですね。
さて、これはあるレッスン書の受け売りですが、右打ちの人はボールの位置を左足よりにセットすれば、ボールにオーバースピンをかけるイメージでヒットしやすくなり、ボールに順回転がかかり、球足が伸びるそうです。たとえば、上りラインの場合は、バックスイングを大きくしてフォロースルーを小さくすれば、強い転がりの球になりショートを防ぐことにもなります。逆にバックスイングを小さくしてフォロースルーを大きくするとラインから外れない転がりの良い球が打てて下りラインには有効です。
一度この法則を頭に入れて、コースで試して見ましたがキチンと練習しなければ振り幅がバラバラになって結果は散々なものでした。しかしイメージとして理解しておけばきっと役に立つと思います。

さてパターですが、パッティングの基本はヘッドの中心・芯で打つことです。「芯は心です」ゆめゆめおろそかにすることは無いようにしましょう。ボールの中心にラインを入れることは、目線を確認しやすいということだけでなく、ボールが打ち出しラインにきれいに回転しているかを確かめることにもなります。スタート前の練習グリーンでは距離感とともに順回転しているかの確認をすることで、その日のパッティングの良し悪しが出ることになります。
プロのパッティングを見ているといろんな打ち方があります。パッティングだけはドライバーのようにどこに飛ぶか分からないということはありません。基本を外さないで、自分で最もフィーリングのあるスタイルを見つけることが大事です。
さあ、今月も素晴らしいゴルフライフを送ってください!

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