ラクらくストレッチ

◆膝・股関節痛対策（前編）

下肢には股関節、膝関節、足関節という3つの関節があり、下肢を動かしたり、体重を支える重要な役割を担っています。これらの関節に痛みがあると、立つ、座る、歩くといった日常的な動作が制限されてしまう場合もでてきます。
痛みの原因は、外傷や病気のほか、下肢の筋力の衰え、不良姿勢、肥満など、さまざまです。予防のためには、普段から下肢の筋力を高めておくと同時に、ストレッチで膝、股関節まわりをほぐすことが大切です。痛みがある場合は、医師と相談の上、必要に応じてストレッチを取り入れていきましょう。

膝痛予防・改善に
太もも前側のストレッチ

股関節痛予防・改善に
レッグスイング　

①片手を机や壁について、体を支え、片足立ちになる。
②片足を股関節（脚のつけ根）から、前後・左右に振る。
※時計の振り子のイメージで　※体幹を安定させて行う　※反対側も同様に行う

効果的なストレッチのポイント
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●呼吸を止めないようにしましょう。
●ゆっくりと「痛気持ちいい」ところまで伸ばしましょう。
　※急激に、強い痛みを感じるほど伸ばすと、筋肉は反射的に縮もうとして伸びにくくなるのです。
●繰り返し行いましょう。

安全のために
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●それぞれのストレッチは、無理のない範囲で、少しずつ増やしていきましょう。
●体調が悪い時は、無理をしないようにしましょう。
●痛みや違和感がある場合は、運動を中止して専門医に相談しましょう。