私のゴルフ その1

NICE ON 5月号【Vol. 439】


高速グリーンに対応できない!

先日、名門と言われるコースでプレーして来ました。初めてのコースでもありますので幾分かは緊張していましたが、ティーグランドに立つといつものスタートと変わりはありません。
1番ホールは380ヤードのパー4、運命の第1打はほぼフェアウェイの中央、第2打もクリーンに打つことが出来、飛距離の出ない私でもパーオンに成功。幸先の良いスタートでしたが速いグリーンで第1パットがオーバー、返しのパットもカップの左を抜けて3パットボギー。気落ちすることもなく、2番ホールに向かいましたが、すでにここから悪夢の序章が始まっていました。
2番ホールは465ヤード、パー5、気持ちも楽にドライバーショットはこのホールもセンターへ、第3打がショートしましたが寄せワンのパー。今日も調子が良さそうです!
3番ホールは少し長めのパー3、グリーン手前のあごの深いバンカーに、深いといっても何とかなるだろうの気持ちでしたが、ここからコースの罠に嵌っていきます。1打で出ず3オンの3パット。

コースメンテナンスはとても良いのですが、ミスショットにはペナルティーをファインショットにはご褒美があるホール構成です。ガードバンカーは深く、微妙な傾斜のあるグリーンはカップを過ぎてからもスピードがゆるみません。
う~ん、バンカーショットのミスは痛いな!でもなぜあのパットが入らなかったんだろう?まぁ、ここから気を直して・・・・・・、しかし悪魔は忍び寄ってきました。
4番ホール、ティーショットはそんなに悪くはありません。前のホールのミスが頭に残っていたのかセカンドショットはグリーンを捉えられません。アプローチはトップしてボールはグリーンの奥へ。でも3オン、普通ジャン。下りの難しいパット、グリーンは速いぞ・・・!言いきかせながらもカップをオーバーしてしまい、返しも入らずまたも3パット。何かがおかしい???
5番ホールは谷越えのパー3、気持ちを落ち着かせることなく打ってしまったアイアンショット。なぜ一呼吸おかない、カットぎみに入ったボールは力強さもなく、右の谷底に。
プレーイング4から打ったボールはカップをかすめたが、痛恨のダボ。
6番ホールはハンデキャップ1、スライス系の私ですので、ドライバーは左へ一直線、いつもなら軽いスライスがかかってフェアウェイに戻るのですが、今日は何かがおかしい。左のガードバンカーに入り、OBは免れましたがこのホール大だたきしてしまい万事休す。

7番、フェアウェイの左に大きな木。左の障害物は気にならないのに打ったドライバーはまた左へ一直線、広いフェアウェイなのになぜ?なぜ?
8番ホール、210ヤードあたりの右に池が、間違っても私のドライバーは届かない。会心のドライバーショットは大きくスライスして池の手前のラフに、セカンドは池に張り出した木がスタイミーになりましたが2オンに成功。やった!しかし3パット、打った瞬間はミスとは思わないのにどこかが狂っている。
最終ホールは少し打ち上げのホール、お昼が待っている。頑張っていきましょう!
悪魔の足音が聞こえるわけではありませんが、忍び寄る不安そして負のスパイラル、いつものゴルフができません。名門コースの重圧に負けてしまったのか、単純に実力がないのか、「グリーンからはもう少し勉強しなさいよ!」の声が聞こえてきたような気がしました。

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