ギャラリースタンド

NICE ON 4月号【Vol. 426】


ゴルフ界のムードメーカー・女子ツアーが開幕!!
今年も日本人選手が再び賞金女王となるか?

平昌オリンピックは日本人選手の活躍で身も心も躍らせた。2020年東京オリンピック開幕まで900日を切り、ゴルフ競技も組織的な強化プログラムによって選手を育成し、メダル獲得に向けた取り組みが重要になってきた。そういった中、今年もまた、ゴルフのムードメーカーのひとつである女子プロツアーが開幕した。
昨年は、鈴木 愛が4年ぶりに日本人の賞金女王に輝いたが、今年はどんな選手がツアーを盛り上げてくれるのか。シード選手のプロフィールから、力を発揮しそうな選手を挙げ、賞金女王レースの行方を予想してみた。

賞金女王レースの本命はイ・ミニョンと言われるが、開幕戦のダイキンオーキッドレディスでは最終日に逆転で栄冠を勝ち取りましたが、ここでは勝手に地元愛を基に女子ツアー応援ガイドを作って見ました。
今年のシード選手は50名。内わけは日本人選手36名、海外選手は3ヵ国(韓国10名、台湾3名、タイ1名)の14名だ。
開幕戦勝利のイ・ミニョンを本命にあげる人が多いが、対抗としてはテレサ・ルーや申 ジエ、ユン・チェヨンを挙げている。日本人選手としては上田桃子、川岸史果、昨年の勢いを買って鈴木 愛、期待をこめては、笠りつ子、大城さつきの名前も挙がっている。
イ・ミニョンは昨年2勝、賞金ランク2位、かつ1億円越え、アイアンの精度がずば抜けており、パーオン率も1位である。昨年初の2週連続優勝を含む年間3勝をマークしたキム・ハヌルも侮れない。あなたの予想は?

スポーツは開催の地元の声援や大歓声を受けて力を発揮するというジンクスがある。そういった意味において開催エリアと出身県という視点に立てば、意外な相関がみられるためファン心理としても面白い。エリア別にみると、四国と九州出身のシード選手は合計で11名いる。ツアー序盤戦は西日本が舞台になることも多く、また、賞金女王の鈴木 愛を筆頭に上田桃子、笠りつ子、実力者・大山志保など強豪がそろっている。猛者が多い西日本が先行する気配がある。

四国勢は徳島の鈴木 愛と堀 琴音、香川は森田 遥がいる。九州勢では、福岡の福田真未、三ヶ島かな、宮崎の柏原明日架、永峰咲希、大山志保を揃え、熊本は上田桃子、笠りつ子が待ち受ける。大分には新星・新海美優がいて沖縄には大城さつき、比嘉真美子が迎え撃つといった具合だ。
ゴルフ人口が減少傾向にあり、ゴルフファンがトーナメント会場につめかけるといった光景も少なくなっている。ゴルフブームはプロの活躍ぶりが形づくると言われるため、男子プロにも盛り上げを期待したい。ベテラン選手やシニアプロも奮起してはいるものの、依然として松山英樹や石川 遼に依存する形勢が強いため、女子プロ界のように新星誕生や賞金レースを賑わすプロの出現を望んで止まない。
さあ、いよいよプロツアーが開幕した!なお一層の大盛り上がりに期待したい。

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