ショートホールの心構え

NICE ON 11月号【Vol. 409】


ショートホールでの心構え

海外ではショートホールという定義はありません、パー3ホールというのが一般的だそうです。ミドルホール、ロングホールという呼び名も海外では使いません。
さてパー3ホールの難しさは、池越えであったり、バンカーがガードしていたり、ハザードが多いことと谷越えなど風の通り道に位置する場合もあります。また距離も120ヤードぐらいから200ヤードを越えるパー3もありますのでクラブ選択も難しくなります。しかしながらグリーンに1回で乗せるチャンスがあり、良いショットのイメージだけが頭をよぎります。また通常のホールの残り距離とは別に考えてしまい、欲が出て力んでミスショットのパターンが良くあります。
パー3ホールではティを立てることが多いと思いますが、通常のフェアウェイの同じ距離のショットとは違うことを認識したいですね。
そしてショートホールではOBゾーンの確認と池などのハザードだけは避けるようにしたいです。
1打2打の罰はスコアの上で大きく変わりますので、後のホールにまで影響を及ぼしてしまいます。

でも打ってしまったものは仕方ないとなってしまうのですが、特にパー3では危機管理を重視しましょう。
グリーンに乗せることでなく、ハザードを避けられるクラブ選択をすることが大切だと思います。
乗ったらラッキー、乗らなくても2打目を得意のクラブで打てるという状況を作れば寄せワンのパーが取れるかもしれません。大怪我をしない選択、安全策を取る方法もスコアアップの鍵を握っているのです。
私の経験ですが、キャディーさんがこのホールは風が強いので気をつけて下さいといわれたのですが、グリーンのピンも木立も揺れてないので、そんなことは無いだろうと思って打った球は高く上がって上空の風に戻されてグリーンに届かず、斜面を転げて池の淵に止まったことがあります。
キャディーさんの言葉には耳を傾けましょう。

今月も楽しいゴルフを続けてください!!

■ 登録・解除フォーム

ご登録されたいE-mailアドレスを入力し、ご希望の項目ボタンを押してください。