スライスで痛い目にあっていませんか?

NICE ON 2月号【Vol. 436】


スライスで痛い目にあっていませんか?

私はゴルフを始めた頃、スライスに悩みました。今でも油断すると右へのプッシュアウトやフェード?とは言えない曲がりに苦労することがあります。これからもスライスとはうまく付き合っていきたいと思います。今回はスライスについて検証してみます。
ただこのコーナーはレッスンではありませんので、私の独り言として受け止めてください。
日本人の7割近い人が『右利き目』らしいです。そして右利き目の人はスライサーになりやすいそうです。なぜなのでしょう。
右利き目の人はアドレス時に右目で目標地点を確認しますから、自然に体が開きがちになってしまいます。スイングするときも腰の回転をすればするほど右目はボールから離れてしまいますので自然とトップが浅くなり、カットぎみにヘッドが降りてくるのでスライス軌道になってしまいます。

もうひとつの原因は、早く振ろうとするあまり手だけが先に行ってヘッドが遅れることです。私の場合、飛ばそうと力が入った時が要注意です!体だけが反応してしまい、インパクト時に手とクラブの一体感がありません。アイアンではスライスしないのにドライバーを持つと曲がってしまう。これはクラブが長いからです、長くなるほど手や腕との一体感が薄れてしまいます。ですから私はゆっくり振ることを心掛けています。

スライスは、クラブフェースの開きやスイング軌道の間違いが原因であることが解りますが、体はそんなに素直に反応してくれません。簡単にスライスが直るとは思いませんが、いろんなことが複雑に絡み合っているのでしょうね。ひとつを直せばまたひとつ問題点が出てきます。頭の中で考えると正しいスイングが出来なくなります。
例えばアドレスの姿勢、ボールの位置、ティーの高さ、膝や肩の動き、体の向き、両肩のラインそしてグリップなどなど。

完璧なスイングをするのではなく、私はどこか一ヵ所を意識的に直すことを心掛けています。アドレスは正しく取れているか、あるいはボールの位置に違和感がないか、などです。ゴルフはメンタルな要素が多いので、一ヶ所でもきちんとルーチン通りできていることを認識すれば、脳の意識がそれ以外のことも修正してくれると思っているのですが・・・・・・、あっ!これでは解決になりませんね。
まだまだ寒い時期ですが、練習場でしっかりとボールを打ち、心と体で弱点の克服をしたいと思います。今年ももう一ヶ月が過ぎましたが、楽しいゴルフができますように・・・!

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