アベレージゴルファーのつぶやき!

NICE ON 10月号【Vol. 432】


アベレージゴルファーのつぶやき!

先月号に続いて、今回も私のゴルフプレーについてお話します。
私は月2回程度のゴルフを楽しむシニアゴルファーですが、なかなか上達しません。
≪シニアとは非公式な一般用語で、もとは英語で「年長」を意味する“senior”からきたものですが、2000年代から「高齢者」「中高年者」を指す言葉として定着しています。≫
上達しませんと書きましたが、年齢的にはもう上達しないでしょう!しかしスコアアップは望めます!

ではどうしたらいいのか、飛距離は出なくても曲げない工夫とか、無理をしないで理性を蘇らせるなど、シニアにはシニアらしいプレーを試みることが必要ですね。
先日若い人とプレーをしたのですが、半分以上のホールはオーバードライブされてしまいました。その他2、3のホールは相手さんのミスショットで助けられることもありますね。こんな展開を見れば、シニアも捨てたものではありません。万振りすることなく、ルーチンどおりの振りができれば、フェアウェイにボールを持っていけば、次のショットが楽になります。(すべて良いショットは出来ませんが・・・・・・)
池越えあるいはバンカー越えのショット、60%の自信・40%の成功確率なら迷わずクラブを取り替えましょう、大きいクラブでなく小さなクラブに持ち替えるんですよ、狙う方向も一考しましょう。若い頃に出来なかった「こころの葛藤」を年齢とともに磨いて見ましょう。これが出来ればスコアは良くなります。

180ヤードのパー3ホール、ワンオンを狙いますか?グリーン手前はバンカーですよ。
えぇ~い、男だ!ここは一気に攻めるに限る。これでは結果は見えていますね。昔はよくやりました、結果、クリーンに打てずバンカーにも届かず、当初考えていたバンカー手前なので、よしよし2打目で寄せてパーセーブ!と思いきや、ティーショットのミスが頭に残り、セカンドをダフってバンカーにというのがいつものパターンでした。ここがゴルフの面白いところです。最初からワンオンを狙わず、バンカー手前で2打目は慎重にグリーンオンを狙えば、スルスル~とピンに寄ったかもしれません。
ある本で読んだのですが、ゴルフはとてもメンタル、ミスの後は脳の回転がパニックになり、正常に戻るのに時間がかかるそうです。逆に計算どおりのショットが出来れば脳のアドレナリンも良い方向に働くそうですので、決して無理をしないことがスコアアップにつながるようです。

もうひとつ、390ヤードパー4、グリーンは池の向こう、グリーンの手前はバンカーが待ち受けています。ティーショットは少しコスリ球でしたが、中央よりやや右よりのフェアウェイに落下、絶好のポジションです。池までは140ヤード、170ヤード飛ばせばグリーンを捉えられるシチュエーションです。最終ホールでしたのでみんなからは当然2オン狙いを促されますが、ここは思案のしどころです。今日の調子は良かったのですが最終ホールですので少しのプレッシャーはありましたので、迷わず池の前にレイアップしました。サードショットはクリーンに打てませんでしたがバンカーも越えてグリーンを捉えることができました。ここまでは計算通り、2パットのボギーで良しとしよう。少し距離のあるパットでしたが、最後のひと転がりでカップに消えました。
身の丈にあったゴルフをすれば、最後にはご褒美があるのがゴルフなのかもしれません。
アベレージゴルファー、無理をしないで楽しいゴルフをこころがけます。

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