平成30年 年頭所感

NICE ON 1月号【Vol. 423】


新しい変化が上昇波動を生む。原点回帰こそ発展の原動力に。

株式会社メンバーズゴルフサービス
代表取締役 渡邊 直行

あけましておめでとうございます。
昨年はひとかたならぬご愛顧を賜りありがとうございました。
本年も変わらぬご支援、ご鞭撻をよろしくお願い申しあげます。
平成30年は戊戌(つちのえいぬ)の年。「大きな節目」を表し、そしてまたスポットライトの当たるところが変わる局面とされています。ゴルフ業界においても新しい動きが出て停滞から躍動への変化の年となるよう願うところです。
会員権相場も昨年は2013年以来、4年ぶりに年間ベースでの値上がりが見られました。
年明けから購入の動きが活発化し、一進一退を繰り返しながら秋口まで1~2%の値上がりが見られました。法人に名門・準名門コースの見直しや買い替えがみられ、個人でも高額から低価格帯まで万遍なく根強い購入の注文が入って相場の流れを牽引しました。しかしながら2013年のピークであるアベノミクス相場と比較すれば20%の値下がりとなっています。したがってこの水準は割安感があり、更なる反発の余地が窺える状況といえます。
昨年は景気の低速走行や政局が混迷を極める中、社会全体に新しい風が吹きました。風向きが変わったといえばプロゴルフ界にも新しい風が感じられました。第2次ゴルフブームを牽引した宮里 藍選手が引退。世代交代が進む女子プロゴルフ界に今後の活躍が期待されている畑岡奈紗選手が登場、賞金女王も日本人選手である鈴木 愛選手が獲得しました。男子プロも松山英樹選手の海外での活躍に加え、国内ツアーでも中堅選手が若手に負けじと奮闘、石川 遼選手も最終戦では復活の兆しを見せました。
ゴルフ業界全体をみても団塊世代が中心となり、ライトゴルファーと呼ばれる若年層のゴルファーを積極的にプレーに誘い出しています。ゴルフ場も入会に必要な総費用(名義書換料や入会預託金)の軽減化や入会資格の緩和策を行なうところが急増しています。こういった新しい風をゴルフ界の潮目の変化と受け止め、今こそ原点回帰の局面と捉えたいと思います。
弊社もゴルフ界の益々の発展に向けてさまざまな方向から参画し微力を注ぎ、原点に立ち返り「価値あるゴルフライフ」を提案、みなさまのゴルフライフの充実をお手伝いさせていただきたいと思います。
どうぞ本年も倍旧のご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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