株式会社ライフイノベーション 代表取締役

村岡 拓さん
Taku Muraoka

NICE ON 7月号【Vol. 417】

今回のゲストは、総合保険代理店 株式会社ライフイノベーション代表取締役 村岡拓さんです。村岡社長は1997年全国高等学校野球選手権大会に名門・平安高校(現:龍谷大学付属平安高等学校)のレギュラーメンバーとして出場し、準優勝を果たされたという輝かしい経歴をお持ちです。お好きだとおっしゃる「make a dream come true」(夢を実現させる)という言葉通り、その忍耐力・精神力でビジネスでもプライベートでも夢を実現してこられました。一般人にはうかがい知ることのできない高みに立たれた人間だけにしかわからない心境などを忌憚なく語っていただきました。

取材日:2017年6月12日/場所:株式会社ライフイノベーション


お仕事のこと

株式会社ライフイノベーションはいつ頃設立されたのでしょうか?

村岡 3年前です。それまでは保険会社や保険代理店などに勤めていましたので、保険業界は通算14年ということになります。

具体的な業務内容をお聞かせ下さい。

村岡 法人向けの損害保険代理業務及び個人、法人向けの生命保険の募集業務をしています。

HPを拝見すると「人生を革新する」という言葉がありましたが・・・。

村岡 この言葉をモットーに従来の常識にとらわれないで、お客様のライフプランをより充実なものにするお手伝いをさせて頂きたいと考えています。また、お客様だけではなくサービスを提供する側の我々自身も幸せな人生を送らないとお客様にも幸せを伝えられないということが大前提にあるため、常にWin Winの関係を継続すること、そして共に人生を革新したいと思っております。

会社は少数精鋭主義とお見受けしましたが。

村岡 もちろん、会社の規模を大きくしていかなければとは思いますが、弊社はお客様との繋がりを特に大切にして多くの方々から選ばれるプロ集団を目指していますので、志を同じにするスタッフを厳選していきたいと考えています。

平安高校野球部でのご活躍について

社長は名門平安高校(現:龍谷大学付属平安高等学校)野球部のご出身で、1997年の夏の甲子園大会にレギュラー選手として出場されておられますね。

村岡 高校野球での甲子園出場は小学校低学年の頃からの夢でした。その夢をかなえるために平安高校に進学し、野球部に入部しました。

練習は相当厳しかったのでしょうね?

村岡 言葉では言い表せない程過酷な3年間でした。入部した時は40〜50名の新入部員がいましたが、3年経ってみると11人しか残っていなかった(笑)。だから、僕らの時代の平安野球部を3年間耐え抜いたということは、とりあえず凄いことだったんです。まず入部して感じたのは平安が甲子園を目指すための学校ではなかったということでした。

それはどういう意味でしょうか?

村岡 目標を甲子園に出ることにおいているのではなくて、全国制覇することを目標としていたんです。僕が初めて甲子園に出場したのは97年の春の選抜大会でした。その時はベスト8まで進んだんですが実際に全国のレベルを見てこれはトップを目指せるんじゃないかと思い、夏には全国制覇をしようと目標を立てました。じゃあその目標をクリアするためには何をしなければいけないかと考えたところ、全国で一番の練習をして頂点だけを見て頑張ろうということになったんです。

これだけの練習量をこなしたんだから、という自信がバックボーンになったわけですね。

現在はOBとして野球部を指導することも・・・。

村岡 はい。負けるわけがないと思えるくらいの練習量でしたから(笑)。ただ結果は準優勝で、目標の頂点に行ってはいないけれど見ることはできました。

その3年間の経験はその後の人生にどのように影響を与えたのでしょうか?

村岡 全てに影響を与えました。ビジネスでもゴルフでも・・・。平安を出ているのにこんなところでは負けられない、絶対トップを取らないといけないと思うわけです。モチベーションにもなりますが、プレッシャーにもなっています。平安高校野球部出身でなければもっと楽な人生を送っていただろうなと思います(笑)。

外部からの期待感とかプレッシャーも相当なものでしょうね。

村岡 大学を卒業して就職活動を始めた頃、ある会社の就職試験を受けに行った時のことです。400名くらいの応募があったようですが、面接で何もしゃべっていないにもかかわらずその場で即合格をいただいたんです。平安高校野球部ということだけで・・・。その会社は激務で結構入れ替わりの激しい会社だったんですけれど、とにかく辞めない人間を採用したかったようですね(笑)。

信頼感は抜群だったのでしょうね。われわれ一般人にはわからない世界です(笑)。

ゴルフライフのこと

それでは、ここからは社長ご自身のゴルフライフについてお伺いします。ゴルフを始められたのはいつ頃でしょうか?

村岡 30歳位だったと思います。

きっかけはどのようなことでしょうか?

愛用のゴルフセット

村岡 特別なことはなくて、まあ社会人としてやっておいた方がいいかな・・・程度の気持ちだったと思います。

すぐ上手くなられたのではないですか?

村岡 あまりできないスポーツがなかったので、止まっているボールを打つくらいはできるだろう(笑)、という感覚でした。

よく飛ばされるのでしょうね?

村岡 ドライバーだと300飛ぶか飛ばないかくらいです。アベレージでは280〜290くらいでしょうか。

それだけ飛ばせば気持ちいいでしょうね(笑)。今までのベストスコアをお聞かせ下さい。

村岡 比良ゴルフ倶楽部で75です。

ホールインワンのご経験は?

村岡 ないです。かすったこともありません(笑)。

現在は年間何回程度ラウンドされますか?

村岡 年間60回くらいです。

それは素晴らしい。どなたと行かれることが多いですか?

村岡 ほぼ若手経営者の方たちです。

例えばどのような方たちでしょうか?

村岡 京都商工会議所青年部、中信青年経営者倶楽部、下京納税協会青年部などのメンバーの方たちです。コンペにも頻繁に参加していて年間5回くらいは優勝するんですよ。

さすがですね。思う存分実力を発揮されておられるご様子ですが、ゴルフを始められてよかったことは他にもおありでしょうか?

村岡 ゴルフをやっていたら話題に事欠かないことですね。我々、法人向けビジネスを展開する人間には必須アイテムだと思います。ゴルフをやっていて今まで損をしたことは、ほぼありませんから・・・。また、人の輪も広がります。知らない方といきなり飲みに行けないし、遊びにも行けませんよね。でも、ゴルフなら初対面の方ともラウンドできますし、コンペに一人で参加しても大丈夫です。

京都オープンゴルフ選手権 スタートアップイベントにも参加(左から2人目 2016年11月 於:宇治カントリークラブ)

社長は様々なゴルフ場でラウンドされていると思いますが、お気に入りのゴルフ場はございますか?

村岡 ジャパンエースゴルフ倶楽部が近畿エリアでは一番良いと思いました。

どのようなところが気に入っておられますか?

村岡 フェアウェイの整備状況がいいところです。僕はフェアウェイとグリーン周りのラフでゴルフ場はすべて決まると思っているんです。僕はフェアウェイに思い切りアイアンで打ち込むもので、地面に触れた時の感触がゴルフ場によって全然違うんです。良いゴルフ場はフェアウェイがとても打ちやすいと思いますね。奈良のグランデージゴルフ倶楽部もジャパンエースに近い感じで、忘れられないゴルフ場です。

社長にとってゴルフの魅力は一言で言うとどのようなことになりますか?

村岡 心・技・体全てを兼ね備えていなければ成り立たないスポーツであるということでしょうか。これだけメンタルの強さが必要なスポーツはないと思います。

野球もメンタルの強さが必要ではないですか?

村岡 全然違います(笑)。野球は3割でOKのスポーツなので、7割ミスでも大丈夫なんです。ゴルフと違って、どこへ打ってもいいですしね(笑)。メンタルの強さはあまり必要ではありません。でも、ゴルフは9割がたメンタルに左右されるスポーツだと思います。だって、僕一人きりでラウンドすれば確実に70台で廻れますもの(笑)。ミスなんてしないと思いますよ、人がいなければ(笑)。プレッシャーがかかって、ここは絶対にバーディーを取らなければとか思うだけでミスしてしまう。超一流のプロでも遊びだったらミスはしないと思いますよ。でも、試合になったらドライバーで打った球をフェアウェイに置けない。本当に不思議ですよね(笑)。

だからこそ、おもしろいのでしょうね(笑)。社長はどちらかのゴルフ場のメンバーでいらっしゃいますか?

村岡 いいえ。いつかはメンバーになりたいとは思いますが、なかなかこれというゴルフ場がなくて・・・。

例えば現在のお立場でゴルフ場へのご要望やご提言がありましたらお聞かせ下さい。

村岡 少々辛口になりますが、キャディさんの質をもう少し高めていただければありがたいなと思います。年間60ラウンドするうちに、キャディさんに付いていただくのは10回程度なんですが、あまり満足したことがありません。お客様を気分良くさせるということもサービスのひとつだと思いますが、それがなかなか・・・。

最近はキャディさんに付いていただいてラウンドされる方が減ってきたので、なかなかサービスのレベルアップが実現できないのかもしれませんね。
お話しは変わりますが、社長はとてもストイックに生活をされているご様子ですが、健康のために日頃心がけておられることはおありですか?

村岡 一日一食を心がけています。

え!?そうなんですか。それはまたストイックですね(笑)。

村岡 体操の内村航平選手の真似をしています(笑)。夕食だけです。

炭水化物も取らないとか・・・。

村岡 白ご飯は食べません。その他は特に気にせず何でも食べています。ただ、いろいろ調べていても朝・昼食は食べる意味がないという話しを聞いたことがあります。また、僕の場合外食が多いので、朝昼は極力抜いた方がいいのではないかと思っています。でも一食だけでも体重は現状維持なんです。減りません。だから三食食べたら必ず増えると思いますよ(笑)。

最後になりましたが社長の今後の目標や座右の銘をお持ちでしたらお聞かせ下さい。

村岡 僕の好きな言葉の一つに「make a dream come true」というのがあります。夢を実現させるという意味ですが明確な夢を鮮明に描いて、そこに向かって突き進むこと。そして、自らの手で夢を実現させることが人生の目的であり最高の醍醐味であると考えています。ビジネスの面でいうと業界の常識にとらわれず、常に新しい「発見」と「挑戦」を続けていくことが未来の新たな業界創りに繋がると確信していて、そのためにも大切なお客様、そして大切な仲間達と共に成長し続けられる会社を目指していきたいと思います。僕は個人的には結構夢を実現させてきているので、ビジネス面の夢も基本的に叶うと思っています(笑)。

本日はありがとうございました。

株式会社ライフイノベーション
http://lifeinnovation.info/
代表取締役 村岡 拓さん

Profile
京都市右京区在住
1979年(昭和54年)4月5日生まれ 満38歳
●ゴルフ歴  約8年

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